GlobalVariableSet 関数
この関数は、指定したクライアントターミナルのグローバル変数に新しい値を設定します。
(プログラム内で宣言するグローバル変数との違いはこちらを参考にしてください)
変数が存在しない場合は、新しいグローバル変数を作成します。
処理が成功した場合は、グローバル変数を更新した時間が取得されます。取得される時間は、TimeGMT関数で取得できるグリニッジ標準時間 (GMT) になります。
データ型と構成・戻り値
datetime GlobalVariableSet(①, ②);
戻り値は、指定したクライアントターミナルのグローバル変数に新しい値の設定が成功した場合は、グローバル変数を更新した時間を返します。それ以外は 0を返します。
発生するエラーについては、GetLastError関数で取得することができます。
引数 [2]
GlobalVariableSet関数は 2個の引数で構成されます。
番 号 | 引数名 | データ型 | 単位 | 初期値 | 説明 |
---|---|---|---|---|---|
① | name | string | - | - | クライアントターミナルのグローバル変数名。 |
② | value | double | - | - | 設定する新しい数値。 |
使用例
GlobalVariableSet関数によるグローバル変数の設定
GlobalVariableSet関数を使って新規にグローバル変数を設定します。
コード
// GlobalVariableSet関数によるグローバル変数の設定
#property strict
void OnInit() {
datetime dt = GlobalVariableSet("gvar1", 123.456);
double gvar1 = GlobalVariableGet("gvar1");
Print("設定時間:", dt, " gvar1の値:", gvar1);
}
コードをコンパイルして実行する方法はこちらを参考にしてください。(デモ口座でお試しください)
結果
クライアントターミナルから設定後の数値を確認する場合は、こちらを参考にしてください。