新規フォルダを作成 FolderCreate 関数

ファイル関数

FolderCreate 関数

この関数は、Filesファルダ内に新規フォルダを作成します。

MT4の Filesフォルダは次の 2つの場所にあります。
① …\Terminal\〇〇〇\MQL4\Files
② …\Terminal\Common\Files
です。①の「〇〇〇」はインストールしたMT4の任意の文字列です。
引数で、① または ②のどちらのフォルダの中に新規フォルダを作成するかを選択します。

MQL4でファイル操作を実行するファイルは、セキュリティ上の理由でこれら 2つのフォルダ以外に置くことはできません。

上記①と②のフォルダは、MT4のメニュー「ファイル」→「データフォルダを開く」で展開されたフォルダから、①のフォルダは展開したフォルダの中に「MQL4」フォルダ があるので、その中に「Files」フォルダがあります。②のフォルダは展開したフォルダの１つ上の階層に「Common」フォルダがあるので、その中に「Files」フォルダがあります。

データ型と構成・戻り値

bool FolderCreate(①, ②);

戻り値は、処理が成功した場合は true、それ以外は falseが返されます。

引数 [2]

FolderCreate関数は 2個の引数で構成されます。

使用例

FolderCreate関数による新規フォルダの作成

FolderCreate関数を使って新規フォルダを作成します。

新規フォルダ名は「test」として「…\Terminal\〇〇〇\MQL4\Files」の Filesフォルダの中に作成します。

コード

// FolderCreate関数による新規フォルダの作成
#property strict
void OnInit() {

bool tf = FolderCreate("test");

Print("フォルダ作成の成否：", tf);
}

コードをコンパイルして実行する方法はこちらを参考にしてください。(デモ口座でお試しください)

結果

「…\Terminal\〇〇〇\MQL4\Files」の Filesフォルダの中に新規の testフォルダが作成されます。