ZeroMemory 関数
この関数は、変数にセットした値 (データ) をリセット (0に初期化) します。
変数が文字列の場合、 NULL (空) になります。
単純な型とその配列、およびそのような型で構成される構造体/クラスの場合、単純にリセットされます。
文字列と動的配列を含むオブジェクトの場合、各要素に対して ZeroMemory関数を呼び出す必要があります。
const修飾子によって保護されていない配列の場合、すべての要素を 0にします。
複雑なオブジェクトの配列の場合、要素ごとに ZeroMemory関数を呼び出す必要があります。
ZeroMemory関数は、protectedメンバーまたは継承クラスには適用できません。
データ型と構成・戻り値
void ZeroMemory(①);
戻り値は無し。
引数 [1]
ZeroMemory関数は 1個の引数で構成されます。
番 号 | 引数名 | データ型 | 単位 | 初期値 | 説明 |
---|---|---|---|---|---|
① | variable | void & | - | - | リセットする変数。 |
使用例
ZeroMemory関数による変数のリセット
ZeroMemory関数を使用して変数aにセットした値を 0 (リセット) にします。
コード
// ZeroMemory関数による変数のリセット
#property strict
void OnInit() {
int a = 12345; // 変数aに値をセット
Print("リセット前:", a);
ZeroMemory(a);
Print("リセット後:", a);
}
コードをコンパイルして実行する方法はこちらを参考にしてください。(デモ口座でお試しください)