三角関数 sin(サイン)の値を取得 MathSin 関数

関数

数学関数

sin関数も MathSin関数と同じ処理をします。

MathSin (sin) 関数

この関数は、三角関数における sin(サイン)の計算値を指定した角度から値を取得します。

 sinθ = b ÷ c

a、b、c は各辺の長さ、θは角度(単位:ラジアン)です。単位のラジアンで使う円周率 πパイ の値はMQL4上の数学定数として M_PI で定義されています。 

データ型と構成・戻り値

double MathSin(①);

戻り値は、指定した角度の sinの値。 -1~1の範囲で値を返します。

引数 [1]

MathSin関数は 1個の引数で構成されます。


引数名データ型単位初期値説明
valuedoubleラジアン角度。

使用例

MathSin関数を使用した計算

コード

// MathSin関数を使用した計算
#property strict
void OnInit() {

double rad1 = M_PI/2; // π/2ラジアン= 90° 
double rad2 = M_PI/4; // π/4ラジアン= 45° 
double rad3 = M_PI;   // πラジアン  = 180° 

Print("sin(rad1) = ", MathSin(rad1));
Print("sin(rad2) = ", MathSin(rad2));
Print("sin(rad3) = ", MathSin(rad3));
}

コードをコンパイルして実行する方法はこちらを参考にしてください。(デモ口座でお試しください)

結果

sin(rad3)は、値が表示されていますが、これは浮動小数点計算による誤差です。結果は 0になります。

変数 rad1 ~ rad3の値を変えていろいろ試してみてください。

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