StrToDouble関数も StringToDouble関数と同じ処理をします。
StringToDouble (StrToDouble) 関数
この関数は、数値表現を含む文字列を実数(Double型)に変換します。
数値表現を含む文字列とは、ダブルクォーテーション ” で囲まれた文字認識されている数値のことです。たとえば「string str = “1.23”」の「1.23」は数値表現を含む文字列になります。
データ型と構成・戻り値
Double StringToDouble(①);
Double StrToDouble(①); // こちらでもOK
戻り値は、数値表現を含む文字列が実数(Double型)に変換されたものが返されます。
引数 [1]
StringToDouble (StrToDouble) 関数は 1個の引数で構成されます。
番 号 | 引数名 | データ型 | 単位 | 初期値 | 説明 |
---|---|---|---|---|---|
① | value | string | - | - | 数値表現を含む文字列。 |
使用例
StringToDouble関数を使った数値を含む文字列の数値変換
StringToDouble関数を使って数値を含む文字列を数値に変換します。
変換前の文字列として認識されている数値は、そのままでは計算ができません。
コード
// StringToDouble関数を使った数値を含む文字列の数値変換
#property strict
void OnInit() {
string str1="1.23";
string str2="45";
Print("① ", str1 + str2);
Print("② ", StringToDouble(str1) + StringToDouble(str2));
}
コードをコンパイルして実行する方法はこちらを参考にしてください。(デモ口座でお試しください)
結果
①の足し算は、文字列として 認識されているため 文字列「1.23」の後ろに「45」が結合されて「1.2345」となります。
②の文字列から数値変換した場合は、正常な計算が行われます。