StringFormat 関数
この関数は、設定したフォーマットに従って指定したパラメーターを文字列に変換します。
データ型と構成・戻り値
string StringFormat(①, ②);
戻り値は、設定したフォーマットに従って指定したパラメーターを文字列に変換したものを返します。
引数 [2~64]
StringFormat関数は 2個以上 64個以下の引数で構成されます。最低 2個の引数が必要です。
番 号 | 引数名 | データ型 | 単位 | 初期値 | 説明 |
---|---|---|---|---|---|
① | format | string | - | - | フォーマット方法を含む文字列。フォーマット規則は PrintFormat関数と同じです。 |
② | parameter | - | - | - | パラメーター。カンマ(,) で区切ることで複数のパラメーターを設定できます。 ①を含めて最大64個まで設定ができます。 |
使用例
StringFormat関数を使ったパラメーターの出力
①~③にそれぞれ作成したフォーマットにパラメーターを表示させます。
①は、現在のチャートの通貨ペア名を表示。
②は、赤色を 16進数の ARGB型で表示。
③は、①と②を合わせたものを表示。パラメーターを 2つセットします。
コード
// StringFormat関数を使ったパラメーターの出力
#property strict
void OnInit() {
string strf1, strf2, strf3;
strf1 = StringFormat("①現在のチャートの通貨ペア:%s\r\n", Symbol()); // ①現在の通貨ペア表示
Print(strf1);
strf2 = StringFormat("②ARGB値フォーマット:%.8X", ColorToARGB(clrRed,128)); // ②ARGB16進数表示
Print(strf2);
strf3 = StringFormat("①②を結合:%s\r\n-%.8X", Symbol(), ColorToARGB(clrRed,128)); // ①②を結合
Print(strf3);
}
コードをコンパイルして実行する方法はこちらを参考にしてください。(デモ口座でお試しください)