リストの通貨ペア名を取得 SymbolName 関数

関数

マーケット情報関数

SymbolName 関数

この関数は、指定した取引可能な通貨ペア名を取得します。

取引可能な通貨ペアは、使用するFX会社ごとに異なります。

データ型と構成・戻り値

string SymbolName(①, ②);

戻り値は、引数①で指定した取引可能な通貨ペア名を返します。 

引数 [2]

SymbolName関数は 2個の引数で構成されます。


引数名データ型単位初期値説明
posintインデックス番号。0から始まります。
selectedbooltrue または falseを選択。
trueの時「気配値表示」に表示されている通貨ペア名、falseの時「FX会社の取引可能な通貨ペアのリスト」が対象になります。

引数②に trueを選択した時は「気配値表示」が引数①のインデックス番号に対応して表示されます。

例えばインデックス番号が 0の時は「気配値表示」にある一番最初の通貨ペア名を指定したことになります。「気配値表示」の通貨ペア名は任意に並べ替えが可能なので通貨ペア名に対応する引数①のインデックス番号も変わってきます。

引数②に falseを選択した時は、使用する「FX会社の取引可能な通貨ペアのリスト」に従います。

通常はABC順にリストが作られています。こちらは使用するFX会社に備わったリストを参照するのでFX会社が同じであれば通貨ペアに対応する引数①のインデックス番号は同じになります。

使用例

SymbolName関数による通貨ペア名の取得

SymbolName関数を使って「気配値表示」と「FX会社の取引可能な通貨ペアのリスト」の通貨ペア名を上位から各 5個取得します。

取得する「気配値表示」は次のような状態の時です。

コード

// SymbolName関数による通貨ペア名の取得
#property strict
void OnInit() {

Print("「気配値表示」の1番目の通貨ペア:", SymbolName(0, true));
Print("「気配値表示」の2番目の通貨ペア:", SymbolName(1, true));
Print("「気配値表示」の3番目の通貨ペア:", SymbolName(2, true));
Print("「気配値表示」の4番目の通貨ペア:", SymbolName(3, true));
Print("「気配値表示」の5番目の通貨ペア:", SymbolName(4, true));

Print("「FX会社リスト」の1番目の通貨ペア:", SymbolName(0, false));
Print("「FX会社リスト」の2番目の通貨ペア:", SymbolName(1, false));
Print("「FX会社リスト」の3番目の通貨ペア:", SymbolName(2, false)); 
Print("「FX会社リスト」の4番目の通貨ペア:", SymbolName(3, false)); 
Print("「FX会社リスト」の5番目の通貨ペア:", SymbolName(4, false)); 
}

コードをコンパイルして実行する方法はこちらを参考にしてください。(デモ口座でお試しください)

結果

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