SymbolSelect 関数
この関数は「気配値表示」ウィンドウの通貨ペアを追加 または 削除します。
データ型と構成・戻り値
bool SymbolSelect(①, ②);
戻り値は、指定した通貨ペア名を追加 または 削除が成功した場合は true、それ以外は falseを返します。
指定した通貨ペアを削除する場合、指定した通貨ペアが現在取引中の時、指定した通貨ペアのチャートが開かれている時は、削除することができません。
引数 [2]
SymbolSelect関数は 2個の引数で構成されます。
番 号 | 引数名 | データ型 | 単位 | 初期値 | 説明 |
---|---|---|---|---|---|
① | name | string | - | - | 「気配値表示」へ追加 または 削除する通貨ペア名。 |
② | selected | bool | - | - | true または falseを選択。 trueは追加、falseは削除を実行します。 |
使用例
SymbolSelect関数による通貨ペアの削除
SymbolSelect関数を使って「気配値表示」ウィンドウから通貨ペア「EURUSD」を削除します。
コード
// SymbolSelect関数による通貨ペアの削除
#property strict
void OnInit() {
Print("通貨ペアを削除:", SymbolSelect("EURUSD", false));
}
コードをコンパイルして実行する方法はこちらを参考にしてください。(デモ口座でお試しください)
結果
「気配値表示」ウィンドウに追加した通貨ペアについては、最下行に追加されることになります。
時系列 および インジケータにアクセスするための関数を使用して通貨ペアを取得するには、通貨ペア名が「気配値表示」ウィンドウにあることを確認してください。
通貨ペアが「気配値表示」で利用できない場合は、データを要求する前に SymbolSelect関数を使用して追加してください。
iOpen関数、iHigh関数、CopyTime関数などの呼び出しは、通貨ペアへの最後のアクセスから 10分後に通貨ペア名を「気配値表示」から非表示にすることができます。
ターミナルは最後のアクセスから 10分間通貨ペアのデータを保持します。その後、未使用のデータはターミナルメモリから自動的に削除されます。