クライアントターミナルのグローバル変数

関数

グローバル変数関数

クライアントターミナルのグローバル変数

 クライアントターミナルのグローバル変数は GlobalVariable…関数 または MT4上で設定することができるグローバル変数です。 EAやインジケータなどのプログラム全体で共通して使用できる変数になります。

 クライアントターミナルのグローバル変数は MQL4プログラム上に記載するグローバル変数とは異なりますのでご注意ください。

 クライアントターミナルのグローバル変数は、最後のアクセスから 4週間クライアントターミナルに保持され、その後自動的に削除されます。

 クライアントターミナルのグローバル変数へのアクセスで、新しい値の設定、読み取り、削除ができます。

 クライアントターミナルのグローバル変数は、クライアントターミナルで起動したすべての MQL4プログラムから同時にアクセスできます。

 しかし、MQL4プログラムごとにクライアントターミナルのグローバル変数は別々に設定する方が良いです。仮に 2つの MQL4プログラムで同じクライアントターミナルのグローバル変数を使用した場合、片方の MQL4プログラムでグローバル変数の値を上書きすると、もう片方の MQL4プログラムが正しく動作しない可能性があるからです。

クライアントターミナルのグローバル変数の設定

 クライアントターミナルのグローバル変数の設定方法は次のとおりです。

① MT4のメニューバーから「ツール」→「グローバル変数」を選択します。

②「グローバル変数」ウィンドウが表示されるので「追加」ボタンを押して「変数」と「値」を設定します。

③ 設定が終わったら右下の「閉じる」ボタンを押して設定を終了してください。

 クライアントターミナルのグローバル変数は、上記のように設定するか、MQL4プログラム上で GlobalVariable…関数を使用して設定をすることができます。

使用例

クライアントターミナルのグローバル変数の取得

 MT4上で設定したクライアントターミナルのグローバル変数の値を取得します。

コード

// クライアントターミナルのグローバル変数の取得
#property strict
void OnInit() {

double gvar1 =      GlobalVariableGet("gvar1");
int    gvar2 = (int)GlobalVariableGet("gvar2");

Print("gvar1:", gvar1);
Print("gvar2:", gvar2);
}

コードをコンパイルして実行する方法はこちらを参考にしてください。(デモ口座でお試しください)

結果

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