AccountInfoDouble 関数
この関数は、引数①に対応する dublue型の口座情報を取得します。
①残高 ②クレジット ③損益 ④有効証拠金 ⑤必要証拠金 ⑥余剰証拠金 ⑦証拠金維持率 ⑧ロスカット直前コール証拠金維持率 ⑨ロスカット証拠金維持率 の口座情報を取得することができます。
⑧ロスカット直前コール証拠金維持率は、ロスカットに設定されている証拠金維持率に近づいた時に事前に知らせる証拠金維持率です。これにより、追加入金するか、一部損切などの判断を行なったりすることができます。
データ型と構成・戻り値
double AccountInfoDouble(①);
戻り値は、引数①に対応する dublue型の口座情報を返します。
引数 [1]
AccountInfoDouble関数は 1個の引数で構成されます。
番 号 | 引数名 | データ型 | 単位 | 初期値 | 説明 |
---|---|---|---|---|---|
① | property_id | int | - | - | 口座情報を取得する識別子。 ENUM_ACCOUNT_INFO_DOUBLE から選択。 |
使用例
AccountInfoDouble関数で取得可能な口座情報
AccountInfoDouble関数を使って口座情報を取得します。
取得する口座情報は、
①残高 ②クレジット ③損益 ④有効証拠金 ⑤必要証拠金 ⑥余剰証拠金 ⑦証拠金維持率 ⑧ロスカット直前コール証拠金維持率 ⑨ロスカット証拠金維持率 の 9個です。
コード
// AccountInfoDouble関数で取得可能な口座情報
#property strict
void OnInit() {
Print("①残高:", AccountInfoDouble(ACCOUNT_BALANCE)); // 37
Print("②クレジット:", AccountInfoDouble(ACCOUNT_CREDIT)); // 38
Print("③損益:", AccountInfoDouble(ACCOUNT_PROFIT)); // 39
Print("④有効証拠金:", AccountInfoDouble(ACCOUNT_EQUITY)); // 40
Print("⑤必要証拠金:", AccountInfoDouble(ACCOUNT_MARGIN)); // 41
Print("⑥余剰証拠金:", AccountInfoDouble(ACCOUNT_MARGIN_FREE)); // 42
Print("⑦証拠金維持率:", AccountInfoDouble(ACCOUNT_MARGIN_LEVEL)); // 43
Print("⑧ロスカット直前コール証拠金維持率:", AccountInfoDouble(ACCOUNT_MARGIN_SO_CALL)); // 45
Print("⑨ロスカット証拠金維持率:", AccountInfoDouble(ACCOUNT_MARGIN_SO_SO)); // 46
}
コードをコンパイルして実行する方法はこちらを参考にしてください。(デモ口座でお試しください)
各行の後ろにあるコメントの数値は、引数①の識別子に対応する値です。識別子の代わりにこの値を使うこともできます。
結果
①~⑥、⑨は、こちらの関数を使用しても同様の結果を得ることができます。