ColorToString 関数
この関数は、色のRGB値を文字列 (string型) に変換します。
データ型と構成・戻り値
string ColorToString(①,②);
戻り値は、10進数の “R,G,B” 値を返します。
②を true に設定するとWebカラー名が登録されている場合は、Webカラー名が返ってきます。登録されていない場合は、空が返ってきます。
引数 [2]
ColorToString関数は 2個の引数で構成されます。
番 号 | 引数名 | データ型 | 単位 | 初期値 | 説明 |
---|---|---|---|---|---|
① | color_value | color | - | - | 色のRGB値。RGB値は 10進数、16進数の表示のどちらでも OKです。表示方法はこちらを参考にしてください。 |
② | color_name | bool | - | false | true を設定した場合、Webカラー名が登録されている場合は、Webカラー名が返ってきます。 初期値は falseが設定されています。falseの時は 10進数の “R,G,B” 値が返ってきます。 |
使用例
ColorToString関数でRGB値を文字列に変換
①は 10進数の RGB値を文字列に変換、②は 16進数の RGB値を文字列に変換、③は Webカラー名が無い時の Webカラー名の表示です。③では空が返ってくることが確認できます。
コード
// ColorToString関数でRGB値を文字列に変換
#property strict
void OnInit() {
string clr;
clr = ColorToString(C'0,255,0');
Print("①10進数設定Webカラー番号:", clr);
clr = ColorToString(C'0,255,0',true);
Print("①10進数設定Webカラー名:", clr);
clr = ColorToString(C'0x00, 0xFF, 0x00');
Print("②16進数設定Webカラー番号:", clr);
clr = ColorToString(C'0x00, 0xFF, 0x00',true);
Print("②16進数設定Webカラー名:", clr);
clr = ColorToString(C'0,255,1',true);
Print("③Webカラー名が無い時:", clr);
}
コードをコンパイルして実行する方法はこちらを参考にしてください。(デモ口座でお試しください)