ファイルを閉じる FileClose 関数

関数

ファイル関数

FileClose 関数

 この関数は、FileOpen関数で開かれたファイルを閉じます。

 FileOpen関数で作成、開いたファイルは FileClose関数で閉じておかないと他で操作ができなくなるのでご注意ください。

データ型と構成・戻り値

void FileClose(①);

 戻り値は無し。

引数 [1]

 FileClose関数は 1個の引数で構成されます。


引数名データ型単位初期値説明
file_handleintFileOpen関数で取得されるファイルハンドル

使用例

FileClose関数でファイルを閉じる

 FileOpen関数を使って新規に作成したファイルを FileClose関数で閉じます。今回、作成して閉じるファイルは「test1.csv」と「test2.txt」とします。「test2.txt」はサブフォルダを作成してその中に保存させたものです。

コード

// FileClose関数によるファイルの作成
#property strict
void OnInit() {

string filename1 = "test1.csv";       // ①ファイル名
string filename2 = "test\\test2.txt"; // ②ファイル名
int fhandle1, fhandle2;               // ファイルハンドル
    
fhandle1 = FileOpen(filename1, FILE_READ | FILE_WRITE | FILE_CSV );
fhandle2 = FileOpen(filename2, FILE_READ | FILE_WRITE | FILE_TXT );

Print(filename1, "のファイルハンドル:", fhandle1);
Print(filename2, "のファイルハンドル:", fhandle2);

FileClose(fhandle1);
FileClose(fhandle2);
}

コードをコンパイルして実行する方法はこちらを参考にしてください。(デモ口座でお試しください)

結果

 MT4のメニューのファイルから「データフォルダを開く」のフォルダの「MQL4」→「Files」フォルダの中を開くとそれぞれのファイルが作成されていることが確認できます。このファイルをダブルクリックして中を見ることができれば、正常に終了(閉じる)されていることになります。

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