ファイルの文末の確認 FileIsEnding 関数

ファイル関数

FileIsEnding 関数

　この関数は、開いているファイルのファイルポインタの位置が文末に置かれているかどうかをチェックします。ファイルポインタの位置から次の位置以降に文字列が存在しない場合は true、それ以外の場合は falseを取得します。

データ型と構成・戻り値

bool FileIsEnding(①);

　戻り値は、ファイルポインタの位置から次の位置以降に文字列が存在しない場合は true、それ以外の場合は falseを返します。

引数 [1]

　FileIsEnding関数は 1個の引数で構成されます。

使用例

FileIsEnding関数によるファイルポインタの位置確認

　FileIsEnding関数を使ってファイルポインタの現在位置が文末におかれているかどうかの確認をします。

　確認するファイルは FileOpen関数で選択します。もし、ファイルが存在しない場合は新規にファイルが作成されます。

　確認するファイルの場所については FileOpen関数のページで確認してください。

コード

// FileIsEnding関数によるファイルポインタの位置確認
#property strict
void OnInit() {

string filename = "test.csv";      // ファイル名
int handle;                        // ファイルハンドル
    
handle = FileOpen(filename, FILE_READ | FILE_WRITE | FILE_CSV );

FileWrite(handle, "test");

Print("①", FileIsEnding(handle)); // ファイルポインタが文末にある状態

FileSeek(handle, 0, SEEK_SET);     // ファイルポインタの位置を先頭に移動

Print("②", FileIsEnding(handle)); // ファイルポインタが先頭にある状態

FileClose(handle);
}

コードをコンパイルして実行する方法はこちらを参考にしてください。(デモ口座でお試しください)

結果