ファイル内の実数を読取 FileReadFloat 関数

関数

ファイル関数

FileReadFloat 関数

 この関数は、開いている binファイルファイルポインタの現在位置から float型の値を読み取ります。

データ型と構成・戻り値

double FileReadFloat(①);

 戻り値は、開いている binファイルのファイルポインタの現在位置から float型の値を返します。
 発生するエラーについては、GetLastError関数で取得することができます。

引数 [1]

 FileReadFloat関数は 1個の引数で構成されます。


引数名データ型単位初期値説明
file_handleintFileOpen関数によって取得されるファイルハンドル

使用例

FileReadFloat関数によるファイル内の実数値の読み取り

 FileReadFloat関数を使って指定した binファイルの double型の値を読み取ります。

 読み取るファイルは FileOpen関数で選択します。もし、ファイルが存在しない場合は新規にファイルが作成されます。選択したファイルには FileWriteFloat関数を使って float型の値「123.456789」を書き込んでおきます。float型の値の範囲についてはこちらでご確認ください。

 書き込んだファイルの場所については FileOpen関数のページで確認してください。

コード

// FileReadFloat関数によるファイル内の実数値の読み取り
#property strict
void OnInit() {

string filename = "test.bin"; // ファイル名
int handle;                   // ファイルハンドル
    
handle = FileOpen(filename, FILE_READ | FILE_WRITE | FILE_BIN );

uint b = FileWriteFloat(handle, (float)123.456789);

FileSeek(handle, 0, SEEK_SET); // ファイルポインタの位置を先頭に移動

Print("ファイルの内容:", FileReadFloat(handle));
Print("書き込んだバイト数:", b);

FileClose(handle);
}

コードをコンパイルして実行する方法はこちらを参考にしてください。(デモ口座でお試しください)

結果

 float型は有効数字 8桁まで表示されるので最後の桁が丸められた結果になります。

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