FileTell 関数
この関数は、開いているファイルのファイルポインタの現在位置をバイト単位で取得します。ファイルポインタの現在位置はファイルにあるデータの先頭から計数されます。
データ型と構成・戻り値
ulong FileTell(①);
戻り値は、開いているファイルのファイルポインタの現在位置をバイト単位で返します。
発生するエラーについては、GetLastError関数で取得することができます。
引数 [1]
FileTell関数は 1個の引数で構成されます。
使用例
FileTell関数によるファイルポインタの現在位置の確認
FileTell関数でファイルポインタの現在位置を確認します。確認するファイルは新規に作成したものに文字列を書き込みます。
作成したファイルの場所については FileOpen関数のページで確認してください。
コード
// FileTell関数によるファイルポインタの現在位置の確認
#property strict
void OnInit() {
string filename = "test.txt"; // ファイル名
int handle; // ファイルハンドル
handle = FileOpen(filename, FILE_READ | FILE_WRITE | FILE_TXT );
FileWrite(handle, "test", "テスト");
ulong fp = FileTell(handle);
Print(filename, "のファイルポインタの位置:", fp, "バイト");
FileClose(handle);
}
コードをコンパイルして実行する方法はこちらを参考にしてください。(デモ口座でお試しください)