GlobalVariableGet 関数
この関数は、指定したクライアントターミナルのグローバル変数名に格納されている値を取得します。
(プログラム内で宣言するグローバル変数との違いはこちらを参考にしてください)
データ型と構成・戻り値
この関数には 2つの型があります。
double GlobalVariableGet(①);
bool GlobalVariableGet(①, ②);
戻り値は、
double型の場合は、指定したクライアントターミナルのグローバル変数名に格納されている値を返します。エラーの場合は 0を返します。
bool型の場合は、処理が成功した場合は true、それ以外は falseが返されます。
発生するエラーについては、GetLastError関数で取得することができます。
引数 [2]
GlobalVariableGet関数は 1 または 2個の引数で構成されます。
番 号 | 引数名 | データ型 | 単位 | 初期値 | 説明 |
---|---|---|---|---|---|
① | name | string | - | - | クライアントターミナルのグローバル変数名。 |
② | double_var | double& | - | - | クライアントターミナルのグローバル変数に格納された値を受け取る double型の変数。 |
使用例
GlobalVariableGet関数によるグローバル変数の取得
GlobalVariableGet関数を使ってクライアントターミナルのグローバル変数に格納されている値を取得します。クライアントターミナルのグローバル変数の設定方法はこちらを参考にしてください。
コード
// GlobalVariableGet関数によるグローバル変数の取得
#property strict
void OnInit() {
double gvar1 = GlobalVariableGet("gvar1");
int gvar2 = (int)GlobalVariableGet("gvar2");
Print("gvar1:", gvar1);
Print("gvar2:", gvar2);
}
コードをコンパイルして実行する方法はこちらを参考にしてください。(デモ口座でお試しください)