log10関数も MathLog10関数と同じ処理をします。
MathLog10 (log10) 関数
この関数は、底の値を10にした時の対数計算の結果を取得します。以下の計算式で Yの値を取得します。
Y = log10(X) ⇔ X = 10Y が成立します。
データ型と構成・戻り値
double MathLog10(①);
戻り値は、底の値を10にした時の対数計算の結果が返されます。引数①がマイナスの場合は non(未定値)、0の場合は inf(無限大) を返します。
引数 [1]
MathLog10関数は 1個の引数で構成されます。
番 号 | 引数名 | データ型 | 単位 | 初期値 | 説明 |
---|---|---|---|---|---|
① | val | double | - | - | 対数を計算する値。log10(X) の時の Xの値。 |
使用例
MathLog10関数を使用した計算
コード
// MathLog10関数を使用した計算
#property strict
void OnInit() {
double val1 = 100;
double val2 = 0;
double val3 = -1;
Print("log(", val1,") = ", MathLog10(val1));
Print("log(", val2,") = ", MathLog10(val2));
Print("log(", val3,") = ", MathLog10(val3));
}
コードをコンパイルして実行する方法はこちらを参考にしてください。(デモ口座でお試しください)
結果
変数 val1 ~ val3の値を変えていろいろ試してみてください。