フィボナッチレベルの説明を設定 ObjectSetFiboDescription 関数

関数

オブジェクト関数

ObjectSetFiboDescription 関数

 この関数は、フィボナッチオブジェクトのレベル(水平線)に説明文を設定します。

データ型と構成・戻り値

bool ObjectSetFiboDescription(①, ②, ③);

 戻り値は、処理が成功した場合は true、それ以外は falseが返されます。
 発生するエラーについては、GetLastError関数で取得することができます。

引数 [3]

 ObjectSetFiboDescription関数は 3個の引数で構成されます。


引数名データ型単位初期値説明
object_namestringチャート上に描画されているオブジェクト名を指定。
indexintフィボナッチレベルのインデックス。0~31で設定。
textstringレベルの説明。

使用例

ObjectSetFiboDescription関数によるフィボナッチレベルの説明設定

 ObjectCreate関数で描画したフィボナッチのレベルに説明文(Level0~Level8)を設定します。

コード

// ObjectSetFiboDescription関数によるフィボナッチレベルの説明設定
#property strict
void OnInit() {

string obj1 = "Fibo1";
bool tf = false;

ObjectCreate(0, obj1, OBJ_FIBO, 0, Time[20], High[20], Time[5], Low[5]);

for(int i = 0; i < 9; i++) {
   string levelDescription = "Level " + IntegerToString(i);
   tf = ObjectSetFiboDescription(obj1, i, levelDescription);
}
if(tf == true) {
   Print("フィボナッチレベルの説明を正常に設定しました");
} else {
   Print("フィボナッチレベルの説明を設定できませんでした");
}
}

//void OnDeinit(const int reason) {ObjectsDeleteAll();}

コードをコンパイルして実行する方法はこちらを参考にしてください。(デモ口座でお試しください)

結果 

※このEAをチャートから削除する時は、21行目のコメントアウトを解除してコンパイル後、EAを削除してください。21行目のコードが無い場合、フィボナッチレベルが残ったままになります。また、21行目のコメントアウトを解除してコンパイルした場合、フィボナッチレベルの説明が表示されなくなることがありますので、ご注意ください。

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