ResourceFree 関数
この関数は、ResourceCreate関数によって作成されたリソースを削除します (リソースに割り当てられたメモリを解放します)。
ResourceFree関数を使用すると、MQL4プログラムの開発者は、リソースを操作するときにメモリ消費を管理できます。メモリから削除されるリソースにバインドされたグラフィカルオブジェクトは、削除後に正しく表示されます。ただし、新しく作成されたグラフィカルオブジェクト (OBJ_BITMAP および OBJ_BITMAP_LABEL) は、削除されたリソースを使用できません。
この関数は、プログラムによって作成された動的リソースのみを削除します。
データ型と構成・戻り値
bool ResourceFree(①);
戻り値は、処理が成功した場合は true、それ以外は falseが返されます。
発生するエラーについては、GetLastError関数で取得することができます。
引数 [1]
ResourceFree関数は 1個の引数で構成されます。
番 号 | 引数名 | データ型 | 単位 | 初期値 | 説明 |
---|---|---|---|---|---|
① | resource_name | const string | - | - | リソース名。 リソース名は “::” で始まる必要があります。 |