ResourceReadImage 関数
この関数は、ResourceCreate関数によって作成されたグラフィックリソース、またはコンパイル中に ex4ファイルに保存されたグラフィックリソースからデータを読み取ります。
ResourceCreate関数の引数に data[]配列を使用する場合は、COLOR_FORMAT_ARGB_NORMALIZE または COLOR_FORMAT_XRGB_NOALPHA のカラーフォーマットを使用する必要があります。
データ型と構成・戻り値
bool ResourceReadImage(①, ②, ③, ④);
戻り値は、処理が成功した場合は true、それ以外は falseが返されます。
発生するエラーについては、GetLastError関数で取得することができます。
引数 [4]
ResourceReadImage関数は 4個の引数で構成されます。
番 号 | 引数名 | データ型 | 単位 | 初期値 | 説明 |
---|---|---|---|---|---|
① | resource_name | const string | - | - | 画像を含むグラフィック リソースの名前。 独自のリソースにアクセスする時は、名前を短い形式で使用します”::resourcename”。 コンパイル済みの ex4ファイルからリソースをダウンロードする場合、MQL4フォルダ、ファイル、リソース名に対する相対パスで完全な名前を使用する必要があります → “path\filename.ex4::resourcename”。 |
② | data[] | uint& | - | - | グラフィックリソースからデータを受け取るための 1次元 または 2次元の配列。 |
③ | width | uint& | - | - | グラフィックリソースイメージの幅(ピクセル単位)。 |
④ | height | uint& | - | - | グラフィックリソースイメージの高さ(ピクセル単位)。 |
data[]配列が 2次元で、その 2番目の次元がグラフィックリソースサイズ X(幅)未満の場合、ResourceReadImage関数は falseを返し、読み取りは実行されません。ただし、リソースが存在する場合は、実際の画像サイズが③幅と④高さの引数に返されます。これにより、リソースからのデータ受信をもう一度試みることができます。