文字列を整数に変換 StringToInteger 関数

変換関数

StrToInteger関数も StringToInteger関数と同じ処理をします。

StringToInteger (StrToInteger) 関数

　この関数は、数値表現を含む文字列を整数に変換します。

　StringToInteger関数と StrToInteger関数は同じ処理をする関数です。どちらを使っても同じ結果になります。但し、変換する整数値が大きくなる(int型の範囲を越える)場合は StringToInteger関数を使用するようにしてください。

　数値表現を含む文字列とは、ダブルクォーテーション ” で囲まれた文字認識されている数値のことです。例えば 「string str = “123”」の「123」は数値表現を含む文字列になります。

データ型と構成・戻り値

long StringToInteger(①);
int  StrToInteger(①);    // こちらでもOK

　戻り値は、数値表現を含む文字列が整数に変換されたものが返されます。

引数 [1]

　StringToInteger (StrToInteger) 関数は 1個の引数で構成されます。

使用例

StringToInteger関数を使った数値を含む文字列の数値変換

　StringToInteger関数を使って数値を含む文字列を数値に変換します。
　変換前の文字列として認識されている数値は、そのままでは計算ができません。

コード

// StringToInteger関数を使った数値を含む文字列の数値変換
#property strict
void OnInit() {
string str1="123";
string str2="2";

Print("① ", str1 + str2);
Print("② ", StringToInteger(str1) + StringToInteger(str2));
}

コードをコンパイルして実行する方法はこちらを参考にしてください。(デモ口座でお試しください)

結果

　①の足し算は、文字列として 認識されているため 文字列「123」の後ろに「2」が結合されて「1232」となります。
　②の文字列から数値変換した場合は、正常な計算が行われます。