TerminalInfoDouble 関数
この関数は、引数①に対応する実行MQL4ターミナルのプロパティ値(double型)を取得します。
取得できる情報は、ENUM_TERMINAL_INFO_DOUBLE 列挙値にある 1つの情報のみです。
データ型と構成・戻り値
double TerminalInfoDouble(①);
戻り値は、引数①に対応する double型の値を返します。
引数①に対応する戻り値の内容は、こちらを参考にしてください。
引数 [1]
TerminalInfoDouble関数は 1個の引数で構成されます。
番 号 | 引数名 | データ型 | 単位 | 初期値 | 説明 |
---|---|---|---|---|---|
① | property_id | int | - | - | ターミナル情報を取得する識別子。 ENUM_TERMINAL_INFO_DOUBLE から選択。 |
使用例
TerminalInfoDouble関数で取得可能なターミナル情報
TerminalInfoDouble関数を使ってターミナル情報を取得します。
取得する口座情報は、「MQL5コミュニティの残高」です。
コード
// TerminalInfoDouble関数で取得可能なターミナル情報
#property strict
void OnInit() {
Print("MQL5コミュニティの残高:", TerminalInfoDouble(TERMINAL_COMMUNITY_BALANCE)); // 25
}
コードをコンパイルして実行する方法はこちらを参考にしてください。(デモ口座でお試しください)
行の後ろにあるコメントの数値は、引数①の識別子に対応する値です。識別子の代わりにこの値を使うこともできます。
結果
取得した値の情報の詳細は、引数①で選択した ENUM_TERMINAL_INFO_DOUBLE 列挙値を参照してください。