TerminalInfoString 関数
この関数は、引数①に対応する実行MQL4ターミナルのプロパティ(文字列型)を取得します。
取得できる情報は、①ターミナルの会社名 ②ターミナル名 ③ーミナルフォルダのパス ④ターミナルデータ格納フォルダのパス ⑤ターミナルのCommonフォルダのパス ⑥ターミナルの言語 の 6個です。
データ型と構成・戻り値
string TerminalInfoString(①);
戻り値は、引数①に対応する string型の値(文字列)を返します。
引数①に対応する戻り値の内容は、こちらを参考にしてください。
引数 [1]
TerminalInfoString関数は 1個の引数で構成されます。
番 号 | 引数名 | データ型 | 単位 | 初期値 | 説明 |
---|---|---|---|---|---|
① | property_id | int | - | - | ターミナル情報を取得する識別子。 ENUM_TERMINAL_INFO_STRING から選択。 |
使用例
TerminalInfoString関数で取得可能なターミナル情報
TerminalInfoString関数を使ってターミナル情報を取得します。
取得する口座情報は、次の 6個です。
①ターミナルの会社名
②ターミナル名
③ーミナルフォルダのパス
④ターミナルデータ格納フォルダのパス
⑤ターミナルのCommonフォルダのパス
⑥ターミナルの言語
コード
// TerminalInfoString関数で取得可能なターミナル情報
#property strict
void OnInit() {
Print("ターミナルの会社名:", TerminalInfoString(TERMINAL_COMPANY)); // 0
Print("ターミナル名:", TerminalInfoString(TERMINAL_NAME)); // 1
Print("ターミナルフォルダのパス:", TerminalInfoString(TERMINAL_PATH)); // 2
Print("ターミナルデータ格納フォルダのパス:", TerminalInfoString(TERMINAL_DATA_PATH)); // 3
Print("ターミナルのCommonフォルダのパス:", TerminalInfoString(TERMINAL_COMMONDATA_PATH)); // 4
Print("ターミナルの言語:", TerminalInfoString(TERMINAL_LANGUAGE)); // 13
}
コードをコンパイルして実行する方法はこちらを参考にしてください。(デモ口座でお試しください)
各行の後ろにあるコメントの数値は、引数①の識別子に対応する値です。識別子の代わりにこの値を使うこともできます。
結果
取得した値の情報の詳細は、引数①で選択した ENUM_TERMINAL_INFO_STRING 列挙値を参照してください。