楽天モバイルは月額最大3,278円(税込)で通話とデータ通信が使い放題!!
楽天モバイルはテザリングで自宅のWi-Fiの代わりとしても使うことができます。
楽天モバイルは料金も最安クラスで解約金がないので、自宅Wi-Fiとして一時的に短期間使う時などにもコストパフォーマンスに優れます。
私が住んでいる賃貸ではWi-Fiが備え付けなので楽天モバイルをWi-Fiの代わりにはしていませんが、外出先でのPC作業や自宅で通信障害が発生した時には楽天モバイルを自宅Wi-Fiとして使っています。
しかし、いくつか注意点がありますので、本ページで詳しく解説していきます。
楽天モバイルを自宅Wi-Fiとして使用するメリット・デメリット
楽天モバイルはテザリングにすることで自宅Wi-Fiの代替として使うことができます。以下に楽天モバイルを自宅Wi-Fiとして使用するメリット・デメリットについて紹介します。
メリット
データ通信量が無制限
楽天モバイルは、データ通信量が無制限なので、通信量を気にせずネット閲覧が行なえます。
通常、他社キャリアのプランの場合、データ通信量が決まっており、その通信量を超過すると速度制限※1がかかります。
また、他社キャリアにも無制限プランはありますが、月額で7,000円以上※2かかります。
※1 格安SIMで有名な日本通信SIMの場合、契約した通信量を超過すると低速度(128kbps前後)になります。(2024年3月時点)
※2 楽天モバイル以外の無制限プランはドコモにあるのみで月額7,315円(税込)かかります。(2024年3月時点)
料金が安い
楽天モバイルは、データ通信量が無制限で月額最大3,278円と格安です。
楽天モバイルの月額料金は月のデータ通信量によって3段階で設定されています。
通信量が少ない時は更に料金を安くすることができます。また、割引プランも用意されており、更に月額料金を安くすることができます。割引プラン等の詳しい内容はこちらです。
固定のプロバイダ・ネット回線※3と比較しても料金が安いです。プロバイダ・ネット回線は安いところでも最低4000円はします。
また、短期で解約した場合、解約手数料を取られることもあります。楽天モバイルは解約金※4が無料です。
他社の格安SIM (安い料金で契約できる携帯電話) と月額料金を比較した場合、楽天モバイルは最安ではないですが、データ通信量が無制限に使える条件で言えば、この月額料金は最安です。
※3 固定のプロバイダ・ネット回線とは、インターネット接続サービス会社による光ファイバー等を用いた有線で各家庭、各施設へインターネットを接続するサービスのことです。
※4「お申し込み後1年以内に回線契約を解約し、かつ本サービスの利用実態がない回線契約をお持ちのお客様」に対してのみ解約金 (一番安い時の1ヶ月分の料金:約1,000円) が発生します。
配線工事が不要
楽天モバイルの場合、楽天モバイルを契約してスマホを持つだけで完了です。
固定のプロバイダ・ネット回線の場合、契約後、配線工事があり工事費用が発生すること、また、ルーター等の無線通信 (Wi-Fi) するための機器 (ルーター等) が必要でレンタルか購入することになります。そして賃貸の場合、退去する時は配線を撤去する必要があります。
デメリット
通信速度が下がる時がある
楽天モバイルのスマホは備わっているSIMを使用してデータ通信を行なうので、データ通信をする場所や時間帯によって通信速度が遅くなることがあります。
これは、他社のキャリアも同様です。
通信速度が遅くなる時間帯は、同じ地域の人が一斉に使う時でデータ通信が混み合って速度が落ちます。主に昼休みの時などに速度が遅くなります。
楽天モバイルのようなSIMで通信する規格として4Gと5Gがあります。5Gの方が4Gより通信速度が速く快適にネットを使うことができます。
しかし、5Gは使える地域が決まっていること (主に都市部) 、スマホが5Gを使える機種である必要があります。都市部から外れるとほとんどが4Gでしか接続できなくなります。
因みに私の住んでいる地域では4Gしか使えません。その時の速度はこちらです。
4Gでも動画視聴を含む通常のネット閲覧であれば問題ありませんが、固定のプロバイダ・ネット回線はSIMで通信するより安定した通信速度が期待できます。
スマホの電池の減りが早くなる
スマホをWi-Fiとして使うとスマホ自体の電池の減りが早くなります。家の中であれば充電しながら使えば大丈夫なので、電池が少なくなってWi-Fiが切断されないように注意してください。
スマホを持ち出すと家の中でWi-Fiが使えなくなる
当然ですが、スマホをWi-Fiとして使っていた場合、それを持ち出すと家の中で使っていた他の通信機器(PCやタブレット等) でネット回線が使えなくなります。
家の中で常時使用するPC (サーバーなど) がある時は、通信速度も安定するので固定のプロバイダ・ネット回線を設置する方がよい場合があります。
現在 (2024年3月) のおすすめの固定のプロバイダ・ネット回線は「マネーフォワード 光」です。通信速度が安定していて月額料金が安く、2年以上の使用で解約金も発生しません。
楽天モバイルにはWi-Fi専用のモバイルルーターがありますので、5Gが使える地域であれば、こちらでも良いと思います。
楽天モバイルの仕様
楽天モバイルは、データ使用量が無制限で最大月額料金は3,278円と決まっています。1ヶ月間のデータ使用量が20GB以下の場合、段階的に安くなります。また、その他の割引を使えば更に安く使用することができます。
楽天モバイル「Rakuten最強プラン」
データ使用量 | 3GBまで | 3~20GBまで | 20GB以上 |
通常月額料金 | 1,078円 | 2,178円 | 3,278円 |
家族割 〃 | 968円 | 2,068円 | 3,168円 |
22歳以下 〃 | 968円 | 2,068円 | 3,168円 |
家族割+22歳以下 〃 | 858円 | 1,958円 | 3,058円 |
家族割+12歳以下 〃 | 528円 | 1,958円 | 3,058円 |
通話料 | Rakuten Link アプリ使用時:国内通話無料 通常電話使用時 :22円/30秒 |
月額料金は税込の実質料金です。家族割りは110円引き。これに加えて更に、22歳以下は楽天ポイントが110ポイント付与され実質110円引き、12歳以下で月のデータ使用量が3GB以下の場合のみ楽天ポイントが440ポイント付与され実質440円引きとなります。
通常月額料金は「Rakuten最強プラン」の時に適用されます。
家族割月額料気は「Rakuten最強プラン」の中にある割引プランで「最強家族プログラム」を使うことで適用されます。適用条件は家族の代表者がグループを作成して、そのグループに登録した人たち (代表含む) が割引対象です。代表者と姓が一致する人が登録できます。つまり、家族でなくても姓が同じであればグループを作って割引の対象になることも可能です。
22歳以下月額料金は「Rakuten最強プラン」の中にある割引プランで「最強青春プログラムU22」を使うことで適用されます。22歳以下であれば誰でも割引対象です。
更に12歳以下月額料金は「最強こどもプログラムU12」を使うことで割引対象になります。但し、月のデータ使用量が3GBまでの時の割引になるのでご注意ください。
家族割+22歳以下と家族割+12歳以下は「Rakuten最強プラン」の中にある割引プランの「最強家族プログラム」と「最強青春プログラムU22」および「最強こどもプログラムU12」が同時に適用できるので、22歳以下および12歳以下の人は更にお得に楽天モバイルを使うことができます。
通話について
楽天モバイルでの通話は楽天の通話アプリ「Rakuten Link」を使えば通話料が無料※5になります。但し、使用しているスマホの機種やその時の通信状況によって音質が良くないこともあります。
しかし、アプリを使用せずに通話することも選択できるので、有料 (30秒22円)になりますが、こちらを使うこともできます。オプションで料金を払えば有料通話を定額にすることもできます。
使い方によって選べるのが楽天モバイルの長所と言えます。
私は楽天の通話アプリ「Rakuten Link」を使っていますが、音が悪い時があります。その時はWi-Fiを切ると音質が良くなったりするのですが、これもスマホの機種によります。因みに私が使っている機種は「OPPO Reno3 A」です。
通話の音質が気になる人は「Rakuten Link」アプリを使用せず有料で通話すれば音質に問題ないです。よく通話する人はオプションで電話かけ放題も用意されているので、自分の電話する時間から検討してみるのもよいでしょう。
※5 一部対象外番号があります。詳細はこちら。
楽天モバイルの通信速度 (実測)
楽天モバイルのテザリングでノートPCをネットに繋げた時の速度を計測してみました。速度計測はUSENのスピードテストを使っています。
私の住んでいる地域は4Gしか入らないので、その時の計測結果です。比較用に賃貸に設置されている固定回線からのWi-Fi (BBIQ)の速度も計測してみました。
①楽天モバイル4G 2024/3/18 15:55 の結果
②賃貸設置Wi-Fi 2024/3/18 16:07 の結果
「①楽天モバイル4G」は測定する時間帯によってばらつきがあり、早い時は30Mbps(DownLoad)を越えることもあります。
仕事や通常の動画を見る程度であれば10Mbps程度出ていれば大丈夫なので「①楽天モバイル4G」のテザリングの通信速度でも十分と言えます。
楽天モバイルの5Gについては、ネットで調べたところ100Mbps(DownLoad)以上出ているようです。(参考:みんなのネット回線速度)
通常の人はここまで必要はないのですが、多人数で同時接続する人には良いでしょう。5Gの地域に住んでいる人が羨ましいです。
キャンペーン
楽天モバイルは以下のようなキャンペーンを常にやっていますので、お得な情報を見逃さないようにこちらからも確認してみてください。
まとめ
楽天モバイルは格安SIMとして最安ではありませんが、データ通信量が無制限であることを考えると最安クラスであると言えます。
また、楽天モバイルを所有すると楽天ポイントが有利に付与されるなどの特典があります。楽天グループのサービスを利用する人にはうれしい特典です。
私の場合、家に居ることが大半で家のWi-Fiを使っているので、楽天モバイルの月額料金はいつも一番安い金額になります。
その月額料金も、楽天で毎月1,000ポイント以上入ってきており、そのポイントで支払いをしているので現金での支払いは全く発生していません。また、楽天モバイルの月額料金は楽天ポイントの期間限定ポイントを優先して消費してくれるので助かります。
昔はスマホの月額料金に1万円近く払っていましたが、現在はほぼ料金がかかっていません。モバイル端末もキャンペーンを使って購入すればかなり安く購入することができます。良い時代になったと思います。
自宅サーバー用にデータ通信のバックアップ機器を考えている人や楽天モバイルで5Gが入る地域にお住まいの人は楽天モバイルはかなりおすすめですので是非検討してみてください。