long型の値をbinファイルへ書込 FileWriteLong 関数

関数

ファイル関数

FileWriteLong 関数

この関数は、開いている binファイルファイルポインタの現在位置から long型の値を書き込みます。書き込むファイルの指定は、FileOpen関数によって取得されるファイルハンドルを使って行ないます。

データ型と構成・戻り値

uint FileWriteLong(①, ②, ③);

戻り値は、処理が成功した場合は、書き込んだバイト数を返します。書き込んだバイト数は、データ型のサイズ (long型の値は 8バイト) に対応します。エラーの場合は 0を返します。ファイルポインタは、データ型のサイズのバイト数だけ移動します。

発生するエラーについては、GetLastError関数で取得することができます。

引数 [2]

FileWriteLong関数は 2個の引数で構成されます。


引数名データ型単位初期値説明
file_handleintFileOpen関数によって取得されるファイルハンドル
valuelonglong型の値。

使用例

FileWriteLong関数による binファイルへの long型の値の書き込み

FileWriteLong関数を使って指定した binファイルに long型の値「12,345,678,901」を書き込みます。long型の値の範囲についてはこちらでご確認ください。

書き込むファイルは FileOpen関数で選択します。もし、ファイルが存在しない場合は新規にファイルが作成されます。

書き込んだファイルの場所については FileOpen関数のページで確認してください。

コード

// FileWriteLong関数による binファイルへの long型の値の書き込み
#property strict
void OnInit() {

string filename = "test.bin"; // ファイル名
int handle;                   // ファイルハンドル
    
handle = FileOpen(filename, FILE_READ | FILE_WRITE | FILE_BIN );

uint b = FileWriteLong(handle, 123456789101);

FileSeek(handle, 0, SEEK_SET); // ファイルポインタの位置を先頭に移動

Print("ファイルの内容:", FileReadLong(handle));
Print("書き込んだバイト数:", b);

FileClose(handle);
}

コードをコンパイルして実行する方法はこちらを参考にしてください。(デモ口座でお試しください)

結果

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