FileWriteFloat 関数
この関数は、開いている binファイルのファイルポインタの現在位置から float型の値を書き込みます。書き込むファイルの指定は、FileOpen関数によって取得されるファイルハンドルを使って行ないます。
データ型と構成・戻り値
uint FileWriteFloat(①, ②);
戻り値は、処理が成功した場合は、書き込んだバイト数を返します。書き込んだバイト数は、データ型のサイズ(float型の値は 4バイト)に対応します。エラーの場合は 0を返します。ファイルポインタは、データ型のサイズのバイト数だけ移動します。
発生するエラーについては、GetLastError関数で取得することができます。
引数 [2]
FileWriteFloat関数は 2個の引数で構成されます。
使用例
FileWriteFloat関数による binファイルへの float型の値の書き込み
FileWriteFloat関数を使って指定した binファイルに float型の値「123.456789」を書き込みます。float型の値の範囲についてはこちらでご確認ください。
書き込むファイルは FileOpen関数で選択します。もし、ファイルが存在しない場合は新規にファイルが作成されます。
書き込んだファイルの場所については FileOpen関数のページで確認してください。
コード
// FileWriteFloat関数による binファイルへの float型の値の書き込み
#property strict
void OnInit() {
string filename = "test.bin"; // ファイル名
int handle; // ファイルハンドル
handle = FileOpen(filename, FILE_READ | FILE_WRITE | FILE_BIN );
uint b = FileWriteFloat(handle, (float)123.456789);
FileSeek(handle, 0, SEEK_SET); // ファイルポインタの位置を先頭に移動
Print("ファイルの内容:", FileReadFloat(handle));
Print("書き込んだバイト数:", b);
FileClose(handle);
}
コードをコンパイルして実行する方法はこちらを参考にしてください。(デモ口座でお試しください)
結果
float型は有効数字 8桁まで表示されるので最後の桁が丸められた結果になります。