PlaySound 関数
この関数は、サウンドファイルを再生します。再生可能なファイルは wav形式のファイルのみです。ストラテジーテスターの時は機能しません。
再生する wavファイルは MT4をインストールしたフォルダ中の Soundsフォルダの中に格納しておく必要があります。
管理人の場合、次の場所が Soundsフォルダがある位置になります。MT4のインストール先を変更した場合は、インストールしたフォルダから探してください。下図にある Soundsフォルダ中の wavファイルは初期から設置されている wavファイルです。
( C:\Program Files (x86)\XMTrading MT4_Demo1\Sounds )
データ型と構成・戻り値
bool PlaySound(①);
戻り値は、処理が成功した場合は true、それ以外は falseが返されます。
引数 [1]
PlaySound関数は 1個の引数で構成されます。
番 号 | 引数名 | データ型 | 単位 | 初期値 | 説明 |
---|---|---|---|---|---|
① | filename | string | - | - | wavファイルへのパス。 「NULL」の場合、再生を停止します。 Soundsフォルダの中に作ったサブフォルダの中の wavファイルの場合「〇〇〇\\▢▢▢.wav」のようにパスを設定します。〇〇〇はサブフォルダの名前です。 |
使用例
PlaySound関数によるサウンドの再生
PlaySound関数を使用して「news.wav」ファイルを再生させます。その後、0.6秒後にサウンドの再生を止めます。
コード
// PlaySound関数によるサウンドの再生
#property strict
void OnInit() {
bool tf = PlaySound("news.wav");
Sleep(600);
PlaySound(NULL);
Print("サウンド再生の成否:", tf);
}
コードをコンパイルして実行する方法はこちらを参考にしてください。(デモ口座でお試しください)
結果
コードを実行するとサウンドが再生されますが、途中でストップがかかって音が切れます。