ObjectMove 関数
この関数は、指定したチャート上のオブジェクトの指定した点(アンカーポイント)座標を変更します。
データ型と構成・戻り値
bool ObjectMove(①,②,③,④,⑤);
戻り値は、変更が成功した場合は true、それ以外は falseが返されます。
発生するエラーについては、GetLastError関数で取得することができます。
引数 [2]
ObjectMove関数は 2個の引数で構成されます。
番 号 | 引数名 | データ型 | 単位 | 初期値 | 説明 |
---|---|---|---|---|---|
① | chart_id | long | - | 0 | チャートIDを設定。現在のチャートIDは「0」を指定するか、ChartID関数を使うことで取得できます。 |
② | object_name | string | - | - | 変更するオブジェクト名。 |
③ | point_index | int | - | - | アンカーポイントのインデックス。アンカーポイントの数は、オブジェクトタイプによって異なります。 インデックス値は 0から始まります。 |
④ | time | datetime | - | - | 選択したアンカーポイントの時間座標(X軸)。 |
⑤ | price | double | - | - | 選択したアンカーポイントの価格座標(Y軸)。 |
使用例
ObjectMove関数によるオブジェクトの検索
オブジェクトを 2つ描画して ObjectMove関数使って位置を変更します。変更前後が分かるように Sleep関数で 1秒後に位置が変更します。
コード
// ObjectMove関数によるオブジェクト位置の変更
#property strict
void OnInit() {
ObjectsDeleteAll(); // オブジェクト全削除
ObjectCreate("obj①", OBJ_VLINE, 0, Time[10], 0); // ①垂直線
ObjectCreate("obj②", OBJ_HLINE, 0, 0, Ask); // ②水平線
Sleep(1000);
ObjectMove("obj①",0, Time[5], 0);
ObjectMove("obj②",0, 0, Open[10]);
}
void OnDeinit(const int reason) {
ObjectsDeleteAll();
}
コードをコンパイルして実行する方法はこちらを参考にしてください。(デモ口座でお試しください)