IntegerToString 関数
この関数は、整数値を指定した長さの文字列(string型)に変換します。
データ型と構成・戻り値
string IntegerToString(①, ②, ③);
戻り値は、整数値を指定した長さの文字列に変換したものが返されます。
引数 [3]
IntegerToString関数は 3個の引数で構成されます。
番 号 | 引数名 | データ型 | 単位 | 初期値 | 説明 |
---|---|---|---|---|---|
① | number | long | - | - | 変換する整数値。 |
② | str_len | int | - | 0 | 文字列の長さ。 結果の文字列の長さが指定した長さよりも大きい場合、文字列は全て表示されます。小さい場合は、③で設定した文字が左側に追加されます。 |
③ | fill_symbol | ushort | - | ‘ ‘ | ②より①の文字数が小さい時に表示される文字です。 ①の文字の左側に①と②の差の文字数分だけ表示されます。 初期値はスペースです。 |
使用例
IntegerToString関数を使った整数の文字列変換
IntegerToString関数を使って整数を文字列に変換します。3パターンの数値を文字列変換します。
コード
// IntegerToString関数を使った整数の文字列変換
#property strict
void OnInit() {
Print("①", IntegerToString(0000012345));
Print("②", IntegerToString(12345,10));
Print("③", IntegerToString(12345,10,'0'));
}
コードをコンパイルして実行する方法はこちらを参考にしてください。(デモ口座でお試しください)
結果
①は、「0000012345」がまず整数値として認識され「12345」となり、これを文字列変換したものが出力されます。
②は、文字列の長さが10個で設定されているので「12345」の整数値の前に長さが足りない5個分のスペースが入ります。
③は、文字列の長さが10個で設定されて、文字列の長さが足りない場合は、その文字列の前に「0」が足りない数分だけ入ります。