StringSetChar 関数
この関数は、指定した文字列内の 1文字を、指定した ASCIIコードの文字に変更します。
文字の変更(置換)に StringReplace関数がありますが、こちらは 1文字のみが対象で ASCIIコードを使用する必要があります。
StringSetCharacter関数と動作が似ていますが、戻り値が違うことと、こちらは変更前の文字列は変更されませんのでご注意ください。
データ型と構成・戻り値
string StringSetChar(①, ②, ③);
戻り値は、変更した文字列を返します。
引数 [3]
StringSetChar関数は 3個の引数で構成されます。
番 号 | 引数名 | データ型 | 単位 | 初期値 | 説明 |
---|---|---|---|---|---|
① | string_var | string | - | - | 変更する文字列。 |
② | pos | int | - | - | ①で変更する文字の位置。 0から始まります。 |
③ | value | ushort | - | - | 変更するchar型の文字(ASCIIコード)。 ASCIIコードの代わりにリテラル文字を使用することもできます。 |
使用例
StringSetChar関数を使った文字の変更
指定した文字列内の 1文字を変更します。
文字列中の「M」を「c」に変更します。
[ASCII] c (小文字) = 99 (10進数) = 63 (16進数) となります。
その他の ASCIIコードはこちらで確認してください。
コード
// StringSetChar関数を使った文字の変更
#property strict
void OnInit() {
string str1 = "UniMode"; // 変更前の文字列
string str2 = StringSetChar(str1, 3, 99); // 変更後の文字列
Print("変更前:", str1);
Print("変更後:", str2);
}
コードをコンパイルして実行する方法はこちらを参考にしてください。(デモ口座でお試しください)