WindowFind 関数
この関数は、指定したインジケータが存在するウィンドウのインデックスを取得します。
ChartWindowFind関数でも同様の処理を行なうことができます。
データ型と構成・戻り値
int WindowFind(①);
戻り値は、指定したインジケータが存在するウィンドウのインデックスを返します。それ以外の場合は -1を返します。
引数 [1]
WindowFind関数は 1個の引数で構成されます。
番 号 | 引数名 | データ型 | 単位 | 初期値 | 説明 |
---|---|---|---|---|---|
① | name | string | - | - | 指定するインジケータの略名。 |
インジケータの略名は、チャート上に表示されている文字列から確認するか、ChartIndicatorName関数を使用することで確認できます。
使用例
WindowFind関数によるインジケータがあるウィンドウの取得
WindowFind関数を使って指定したインジケータが存在するウィンドウのインデックスを取得します。今回は 1つ目のサブウィンドウに ATR、2つ目のサブウィンドウに RSIのインジケータを表示させておきます。
ATR等のインジケータをサブウィンドウに表示させる方法はこちらを参考にしてください。
コード
// WindowFind関数によるインジケータがあるウィンドウインデックスの取得
#property strict
void OnInit() {
string i1="ATR(14)";
string i2="Mom(14)";
string i3="RSI(14)";
Print("①", i1, "のウィンドウインデックス:", WindowFind(i1));
Print("②", i2, "のウィンドウインデックス:", WindowFind(i2));
Print("③", i3, "のウィンドウインデックス:", WindowFind(i3));
}
コードをコンパイルして実行する方法はこちらを参考にしてください。(デモ口座でお試しください)
結果
②のモメンタムのインジケータは存在しないため -1が返されます。