Close＆Open(EA)

「Close＆Open (EA)」の受取方法はこちら

「Close＆Open」
- 「Close＆Open」の機能
「Close＆Open」設定パラメーター
- パラメーター解説
パラメーター設定例
「Close＆Open(EA)」受取方法

「Close＆Open」

「Close＆Open」は、元々「リピ･トレ(EA)」と組み合わせて使うために作成されたEAで一括決済(Close)、一括注文(Open)するためのEAです。

「リピ･トレ(EA)」では主に一括決済をする時に使います。

Close(決済)では、Closeする対象を

ポジションのみ
オーダーのみ
ポジションとオーダー

と選択して実行することができます。また、Closeする範囲についても

マジックナンバーで指定した範囲のみをClose
チャート上通貨ペア^※のみをClose
同じ口座内にある全てをClose

と選択することができます。

Open(新規取引)することもできます。Closeと同時に処理することも可能です。

このOpenをCloseと合わせて使うことによりポジションの集約や各ポジションのロット数の変更、マジックナンバーの変更などをすることができます。

複数のポジションを1つに集約します。集約の際にマジックナンバーを101へ変更しています。設定例5参照

各ポジションのロット数を0.01から0.03へ変更します。この時、マジックナンバーは変更しません。設定例6参照

上記は、各ポジションを一度Close(決済)してOpen(新規取引)することになるのでスプレッド分の手数料がかかることになるのでご注意ください。

「Close＆Open」の機能

✅ 指定したチャート上通貨ペア^※のマジックナンバーの範囲を指定してClose(決済取引)ができます。設定例1参照

✅ 指定したチャート上通貨ペア^※を一括してCloseできます。設定例2参照

✅ 同じ取引口座内にある全通貨ペアを一括してCloseできます。設定例3参照

✅ Closeは、ポジションのみ、オーダーのみ、ポジションとオーダーを選択してCloseできます。

✅ 指定したチャート上通貨ペア^※のロット数とマジックナンバー、ポジション数でOpen(新規取引)ができます。設定例2参照

✅ Openするポジションのコメントを入力することができます。コメントの後ろに設定したマジックナンバーが付与されます。設定例3参照

✅ Closeのみ、Openのみ、Close＆Open の取引が選択できます。

✅ これらの実行前確認メッセージで処理内容を確認してから実行することができます。

※「チャート上通貨ペア」とは、EAを挿入するチャートに指定されている通貨ペアのことです。

「Close＆Open」設定パラメーター

パラメーター解説

パラメーター名

説明

01_Close設定

[設定値：「No_Close」「Chart_Symbol_MagicNo」「Chart_Symbol_All 」「All_Symbol」から選択]　[初期値：No_Close]

Closeの実行有無、Closeの内容を選びます。

No_Close	：Closeを実行しません。
Chart_Symbol_MagicNo	：チャート上に指定されている通貨ペアのマジックナンバーの範囲を指定してCloseします。
Chart_Symbol_All	：チャート上で指定されている通貨ペアの全てをCloseします。
All_Symbol	：口座内にある全通貨ペアをCloseします。

02_Closeの対象

[設定値：「Position」「Order」「Position_Order」から選択]　[初期値：Position]

「01_Close設定」で指定した処理をする対象を選びます。

Position	：ポジション化されているものをCloseします。
Order	：予約注文中のものをCloseします。
Position_Order	：ポジション化と予約注文中のものをCloseします。

03_Closeする最初の
　　マジックナンバー

[設定値：1以上の数値]　[初期値：1001]

「01_Close設定」で「Chart_Symbol_MagicNo」を選択した場合、Closeさせたい最初(1番小さい番号)のマジックナンバーを入力してください。

04_Closeするマジックナンバーの
　　カウント

[設定値：1以上の数値]　[初期値：1]　

「01_Close設定」で「Chart_Symbol_MagicNo」を選択した場合、Closeさせたいマジックナンバーの個数を入力してください。「03_Closeする最初のマジックナンバー」の連番で付与されているマジックナンバーがCloseされます。

05_Open設定

[設定値：「No_Open」「Buy」「Sell」から選択]　[初期値：Position]

Openの実行有無、Openの内容を選びます。

No_Open	：Openを実行しません。
Buy	：買いでOpenします。
Sell	：売りでOpenします。

06_Open時の取引ロット数

[設定値：0.01以上の数値]　[初期値：0.01]　

Openする時の1ポジションあたりのロット数を入力してください。

07_Openする最初の
　　マジックナンバー

[設定値：1以上の数値]　[初期値：101]

Openする時の先頭にくるマジックナンバーを入力してください。

08_Openするマジックナンバーの
　　カウント

[設定値：1以上の数値]　[初期値：1]

Openするポジションの個数を入力してください。

09_Openするマジックナンバーの
　　付与方法

[設定値：「Serial」「Same」から選択]　[初期値：Serial]

複数のポジションをOpenする時にマジックナンバーを連番または同じ番号で取得するかを選びます。

Serial	：取得する複数のOpenポジションに対してマジックナンバーを連番で取得します。
Same	：取得する複数のOpenポジションに対して全て同じマジックナンバーで取得します。

10_Openポジションの
　　コメント設定

[設定値：最大31字までの文字]　[初期値：Close&OpenM]

オープンする時に入力するコメントです。コメントの後ろに自動でマジックナンバーが入力されます。このマジックナンバーとコメントの文字数を合わせて半角(半角英数)で最大31文字まで入力ができます。全角(平仮名、漢字等)は1文字で半角の2文字分になります。

パラメーター設定例

以下、パラメーターの設定例です。

設定例1

チャート上通貨ペア(USDJPY)でポジション化されているポジションのマジックナンバー1001～1010(10個分)をClose(決済)します。
Open(新規取引)はしません。

設定例2

チャート上通貨ペア(USDJPY)のポジションを全てClose(決済) およびチャート上通貨ペア(USDJPY)の予約注文中のものを全てClose(削除)します。

同時にチャート上通貨ペアをポジションを10個(マジックナンバー2001～2010を連番で付与)各0.01ロットを買いでOpen(新規取引)します。

「03_Closeする最初のマジックナンバー」と「04_Closeするマジックナンバーのカウント」はマジックナンバー指定でのCloseでないため設定値は無効になります。

Openした各ポジションのコメントには「Close＆OpenM2001」～「Close＆OpenM2010」と記載されます。

重複マジックナンバーの取得

Open(新規取引)時、既に同じ通貨ペアで重複したマジックナンバーのポジションが存在する時、以下のように警告が出ます。重複しても問題がない場合は [OK] ボタンで処理が実行されます。

重複したマジックナンバーが1つの時の表示

重複したマジックナンバーが複数ある時の表示

設定例3

口座内にあるポジション化されている全通貨ペアをClose(決済)します。

同時にチャート上の通貨ペア(USDJPY)をポジション5個(マジックナンバー1001～1005を連番で付与)各0.02ロットを売りでOpen(新規取引)します。

「10_Openポジションのコメント設定」を「テスト取引」に変更します。

Openした各ポジションのコメントには「テスト取引1001」～「テスト取引1005」と記載されます。

Open(新規取引)時のコメント

Openした時に表示されるコメントです。
コメントの後ろに自動でマジックナンバーが入力されます。
このマジックナンバーとコメントの文字数を合わせて半角(半角英数)で最大31文字まで入力ができます。全角(平仮名、漢字等)は1文字で半角の2文字分になります。

文字数がマジックナンバーと合わせて超過している場合は、警告が出て処理をストップします。

①は、半角で31文字入っています。「abc～zab」がコメント部分で半角28文字、「101」がマジックナンバーで半角3文字、合計31文字になります。
②は、半角で31文字分入っています。「あいう～さしすせ」がコメント部分で全角14文字（半角で28文字相当）、「101」がマジックナンバーで半角3文字、合計31文字になります。