ChartSetDouble 関数
この関数は、指定したチャートに対応するプロパティ値を設定します。設定するプロパティ値は実数型 (double型) です。
コマンドはチャートメッセージキューに追加され、前のすべてのコマンドが処理された後に実行されます。
データ型と構成・戻り値
bool ChartSetDouble(①, ②, ③);
戻り値は、処理が成功した場合は true、それ以外は falseが返されます。
発生するエラーについては、GetLastError関数で取得することができます。
引数 [3]
ChartSetDouble関数は 3個の引数で構成されます。
番 号 | 引数名 | データ型 | 単位 | 初期値 | 説明 |
---|---|---|---|---|---|
① | chart_id | long | - | - | 対象とするチャートID。 0は現在のチャートを表します。 |
② | prop_id | int | - | - | チャートプロパティIDの識別子。ENUM_CHART_PROPERTY_DOUBLE から選択します(読み取り専用プロパティを除く)。 |
③ | value | double | - | - | プロパティ値。 |
使用例
ChartSetDouble関数によるチャートの設定
ChartSetDouble関数を使って現在のチャートの右インデントの幅を設定します。右インデントの幅は全幅を100%とした場合、0~50%で設定ができます。今回は 50%で設定します。
コード
// ChartSetDouble関数によるチャートの設定
#property strict
void OnInit() {
ChartSetDouble(0, CHART_SHIFT_SIZE, 50); // 3 右インデントを全体の半分に設定
}
コードをコンパイルして実行する方法はこちらを参考にしてください。(デモ口座でお試しください)
行の後ろにあるコメントの数値は、引数②の識別子に対応する値です。識別子の代わりにこの値を使うこともできます。
結果
チャートの状態であるプロパティ値を取得する場合は ChartGetDouble関数を使います。