FileReadDatetime 関数
この関数は、csvファイルから「YYYY.MM.DD HH:MM:SS」、「YYYY.MM.DD」、「HH:MM:SS」のいずれかの形式の文字列を読み取り、それを datetime型にします。
データ型と構成・戻り値
datetime FileReadDatetime(①);
戻り値は、datetime型 (日時) の値を返します。
「YYYY.MM.DD HH:MM:SS」、「YYYY.MM.DD」、「HH:MM:SS」に他の文字列が混ざった場合、戻り値が変わることがありますのでご注意ください。
引数 [1]
FileReadDatetime関数は 1個の引数で構成されます。
使用例
FileReadDatetime関数によるファイル内の日時文字列の読み取り
FileReadDatetime関数を使ってファイル内の数字文字列を読み取ります。
今回「test.csv」ファイルに FileWrite関数で「2023.04.03 12:34:56」と文字を書き、これを読み取ります。読み取りはファイルポインタの位置からになるので、ファイルポインタの位置を FileSeek関数を使って先頭に移動して読み取りを実行します。
作成した「test.csv」ファイルの場所については FileOpen関数のページで確認してください。
コード
// FileReadDatetime関数によるファイル内の日時文字列の読み取り
#property strict
void OnInit() {
string filename = "test.csv"; // ファイル名
int handle; // ファイルハンドル
handle = FileOpen(filename, FILE_READ | FILE_WRITE | FILE_CSV );
FileWrite(handle, "2023.04.03 12:34:56");
FileSeek(handle, 0, SEEK_SET); // ファイルポインタの位置を先頭に移動
Print("ファイル内の日時文字列:", FileReadDatetime(handle));
FileClose(handle);
}
コードをコンパイルして実行する方法はこちらを参考にしてください。(デモ口座でお試しください)