オブジェクトプロパティを設定 ObjectSet 関数

関数

オブジェクト関数

ObjectSet 関数

 この関数は、引数にオブジェクト名を指定して、そのオブジェクトプロパティのインデックスを設定することで、オブジェクトの色や線幅などのスタイルを変更することが出来ます。

データ型と構成・戻り値

bool ObjectSet(①,②,③);

 戻り値は、成功した時は true、それ以外は falseを返します。
 発生するエラーについては、GetLastError関数で取得することが出来ます。

引数 [3]

 ObjectSet関数は 3個の引数で構成されます。


引数名データ型単位初期値説明
object_namestringチャート上に描画されているオブジェクト名を指定します。
indexintオブジェクトインデックス値から選択。
valuedouble指定したオブジェクト値インデックスの設定値。

使用例

ObjectSet 関数によるオブジェクトのスタイル設定

 ObjectCreate関数で描画したものに対して、ObjectSet関数を使ってそれぞれのオブジェクトにプロパティを以下のように設定します。

 ①垂直線を黄色にします。
 ②水平線を破線と点線にします。
 ③矢印の幅を広くして、色を水色にします。2つのプロパティを設定。

コード

// ObjectSet関数によるオブジェクトのスタイル設定
#property strict

void OnInit() {

ObjectsDeleteAll();                               // オブジェクト全削除

ObjectCreate("obj1", OBJ_VLINE, 0, Time[10], 0);  // ①垂直線
ObjectCreate("obj2", OBJ_HLINE, 0, 0, Ask);       // ②水平線
ObjectCreate("obj3", OBJ_ARROW, 0, Time[5], Bid); // ③矢印

ObjectSet("obj1", OBJPROP_COLOR, clrYellow);      // ①のカラーを黄色に設定
ObjectSet("obj2", OBJPROP_STYLE, STYLE_DASHDOT);  // ②のスタイルを破線と点線に設定
ObjectSet("obj3", OBJPROP_WIDTH, 5);              // ③矢印の線の幅を5に設定
ObjectSet("obj3", OBJPROP_COLOR, clrCyan);        // ③矢印の色を水色に設定
}

void OnDeinit(const int reason) {
   ObjectsDeleteAll();
}

コードをコンパイルして実行する方法はこちらを参考にしてください。(デモ口座でお試しください)

結果 

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