タイマーイベントを処理 OnTimer 関数

MQL4基礎

イベント処理関数

OnTimer 関数

 この関数は、タイマーイベントが発生すると呼び出され、命令を実行します。EAインジケータに使える関数で、スクリプトは使用不可。タイマーイベントは、EventSetTimer関数と EventSetMillisecondTimer関数によって発生して、EventKillTimer関数でタイマーイベントを解除します。

データ型と構成・戻り値

void OnTimer();

 戻り値は無し。

引数 [0]

 引数無し。

使用例

OnTimer関数によるタイマーイベントの処理

 EventSetTimer関数を使って発生したタイマーイベントを OnTimer関数を使って処理します。

 処理するイベントの内容は、5秒間隔で現在のローカル時間をエキスパートタブに表示させます。

コード

// OnTimer関数によるタイマーイベントの処理
#property strict
void OnInit() {
   EventSetTimer(5);                           // 5秒ごとにタイマーイベントを発生
}

void OnDeinit(const int reason) {
   EventKillTimer();                           // タイマーイベントを停止
   ObjectsDeleteAll();
}

void OnTimer() {
   Print("現在のローカル時間:", TimeLocal()); // タイマーイベント
}

コードをコンパイルして実行する方法はこちらを参考にしてください。(デモ口座でお試しください)

結果

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