SignalInfoGetInteger 関数
この関数は、取引シグナルのコピートレードで設定している整数型のプロパティ値を取得します。取引シグナルの購読方法についてはこちらをご確認ください。
データ型と構成・戻り値
long SignalInfoGetInteger(①);
戻り値は、取引シグナルのコピートレードで設定している整数型のプロパティ値を返します。
引数 [1]
SignalInfoGetInteger関数は 1個の引数で構成されます。
番 号 | 引数名 | データ型 | 単位 | 初期値 | 説明 |
---|---|---|---|---|---|
① | property_id | enum | - | - | シグナルコピー設定プロパティの識別子。 ENUM_SIGNAL_INFO_INTEGER 列挙値から選択。 |
使用例
SignalInfoGetInteger関数による取引シグナルプロパティ値の取得
SignalInfoGetInteger関数を使って取引シグナルの整数型のプロパティ値を取得します。
取引シグナルを選択して購読にしておく必要があります。設定方法はこちらです。
コード
// SignalInfoGetInteger関数による取引シグナルプロパティ値の取得
#property strict
void OnInit() {
Print("①シグナルID:", SignalInfoGetInteger(SIGNAL_INFO_ID)); // 0
Print("②コピートレードの許可:", (bool)SignalInfoGetInteger(SIGNAL_INFO_SUBSCRIPTION_ENABLED)); // 1
Print("③シグナル利用規約の同意:", (bool)SignalInfoGetInteger(SIGNAL_INFO_TERMS_AGREE)); // 2
Print("④損切と利確のフラグ:", (bool)SignalInfoGetInteger(SIGNAL_INFO_COPY_SLTP)); // 3
Print("⑤確認無し同期の有効:", (bool)SignalInfoGetInteger(SIGNAL_INFO_CONFIRMATIONS_DISABLED)); // 4
Print("⑥取引資金の割合:", SignalInfoGetInteger(SIGNAL_INFO_DEPOSIT_PERCENT)); // 5
Print("⑦取引証拠金:", SignalInfoGetDouble(SIGNAL_INFO_VOLUME_PERCENT)); // 7
Print("⑧証拠金の下限:", SignalInfoGetDouble(SIGNAL_INFO_EQUITY_LIMIT)); // 8
Print("⑨スリッページ:", SignalInfoGetDouble(SIGNAL_INFO_SLIPPAGE)); // 9
Print("⑩シグナル名:", SignalInfoGetString(SIGNAL_INFO_NAME)); // 6
}
コードをコンパイルして実行する方法はこちらを参考にしてください。(デモ口座でお試しください)
各行の後ろにあるコメントの数値は、引数①の識別子に対応する値です。識別子の代わりにこの値を使うこともできます。
結果
MT4のメニューバーの「ツール」→「オプション」の「シグナル」タブに対応するプロパティ値が設定されています。