WindowTimeOnDropped 関数
この関数は、EAやスクリプトをチャートへ挿入した箇所に対応するX軸位置 (日時) の値を取得します。
カスタムインジケータの場合、この値は定義されていません。
データ型と構成・戻り値
datetime WindowTimeOnDropped();
戻り値は、EAやスクリプトをチャートへ挿入した箇所に対応するX軸位置 (日時) の値を返します。
引数 [0]
引数無し。
使用例
WindowTimeOnDropped関数を使ったEA挿入時のX軸位置の取得
EAを挿入した時のX軸位置 (日時) を取得します。メインチャート、サブチャートのそれぞれでX軸位置を取得して確認します。今回はサブウィンドウにモメンタムのインジケータを表示させておきます。
モメンタムのインジケータをサブウィンドウに表示させる方法はこちらを参考にしてください。
コード
// WindowTimeOnDropped関数を使ったEA挿入時のX軸位置の取得
#property strict
void OnInit() {
Print("①ウィンドウ番号:", WindowOnDropped());
Print("②Y軸位置(価格等):", WindowPriceOnDropped());
Print("③X軸位置(日時):", WindowTimeOnDropped());
Print("④X座標位置:", WindowXOnDropped());
Print("⑤Y座標位置:", WindowYOnDropped());
}
コードをコンパイルして実行する方法はこちらを参考にしてください。(デモ口座でお試しください)
結果
EAをメインチャートに挿入すると「③X軸位置(日時):2023.02.17 18:00:00」と出力されます。EAをドロップしたX軸位置を確認すると 2023.02.17 18:00:00 であることが分かります。
EAをサブウィンドウのモメンタムに挿入すると「③X軸位置(日時):2023.02.17 06:00:00」と出力されます。EAをドロップしたX軸位置を確認すると 2023.02.17 06:00:00 であることが分かります。