ヒストリカルデータとは、通貨ペアの過去のチャートデータのことです。そのデータを MT4を使って MetaQuotes社からダウンロードすることが出来ます。ダウンロードが出来るデータは 1970年以降で 1分足~ 1ヶ月足のデータです。
但し、MetaQuotes社からダウンロードされるヒストリカルデータは、現在お使いの FX会社のデータと同じではなく誤差があります。(FX会社ごとにも誤差はあります)
しかし、ストラテジーテスターでのバックテストには十分使えるので、もしテストをしたい期間のデータが無い場合は MetaQuotes社からダウンロードするのが良いでしょう。
ヒストリカルデータのダウンロード
記憶データ容量の設定
ヒストリカルデータを MT4内に記憶させるデータ容量を最大にしておきます。
メニューの「ツール」→「オプション」から「チャート」タグを選択してください。
「ヒストリー内の最大バー数」と「チャートの最大バー数」を「9999999999…」と打ち込んで OKボタンを押してください。
再度先ほどの画面を、メニューの「ツール」→「オプション」から「チャート」タグを開くと「9999999999…」と打ち込んだところが「2,147,483,647」となっていれば OKです。(MT4でヒストリカルデータが記憶できる容量は最大で2,147,483,647個です)
ダウンロード
メニューの「ツール」→「ヒストリーセンター」を選択してください。
例として「USDJPY」の「1分足」をダウンロードしてみます。
※ダウンロードすると今ある現在までのデータが上書きされますので、もし必要であれば「エクスポート」ボタンを押して csvファイルなどで保存してください。この csvファイルは「インポート」ボタンで再度取り込むことが可能です。
USDJPYの 1分足(M1)でダブルクリック。すると直近のチャートデータがダウンロードされます。こちらのデータは FX会社からのデータになります。
「ダウンロード」を押すと USDJPYの 1分足(M1)がダウンロードされます。こちらのデータは MetaQuotes社からのデータになります。
ダウンロードには数分かかることもあります。ダウンロードが完了したらスクロールバーを動かしてどこまでダウンロードが出来ているか確認すると良いでしょう。
大量のデータを取り込むため MT4が一時的に不安定になることがあるのでその時は一度 MT4を再起動すると良いです。
これで、このヒストリカルデータを使って過去のデータのバックテストが可能になります。
※「ダウンロード」ボタンを押してのデータのダウンロードについて「デモ口座おすすめ国内FX会社」に記載している業者の中で「楽天FX」「外為ファイネスト」「XMTrading」はダウンロードは出来ましたが、「俺のFX」「FXTF」ではダウンロードが出来ませんでした。(2023/1/3確認)