ChartNext 関数
この関数は、指定したチャートの次のチャートのチャートIDを取得します。
チャートIDとは、チャート毎に割り当てられている整数型の番号になります。このチャートIDを使うことで、現在開いているチャート以外も操作が出来るようになります。
次のチャートのチャートIDとは、引数①で指定するチャートIDの値より一つ大きい値のチャートIDが選択されます。通常、チャートIDの大きさは、直近で作成したチャートほど大きな値になります。
データ型と構成・戻り値
long ChartNext(①);
戻り値は、指定したチャートの次のチャートのチャートIDを返します。無い場合は -1を返します。
引数 [1]
ChartNext関数は 1個の引数で構成されます。
番 号 | 引数名 | データ型 | 単位 | 初期値 | 説明 |
---|---|---|---|---|---|
① | chart_id | long | - | - | チャートIDを指定します。現在のチャートIDは「0」を指定すると取得できます。 |
使用例
ChartNext 関数によるチャートIDの取得
ChartNext関数によるチャートIDの取得です。ChartID関数を合わせて使うことで次のチャートの IDも取得できます。
コード
// ChartNext関数によるチャートIDの取得
#property strict
void OnInit() {
Print("現在のチャートID:",ChartNext(0));
Print("次のチャートID :",ChartNext(ChartID()));
}
コードをコンパイルして実行する方法はこちらを参考にしてください。(デモ口座でお試しください)
結果
①現在のチャートIDは 、EAをあてたチャートの IDを取得します。
②次のチャートIDは、①のチャートIDよりも一つ大きい値をもつチャートIDになるので今回の場合は、現在のチャートタブの右側のチャートIDが取得されることになりました。