配列変数
配列変数は、変数の後ろに「[]」が付いた定義済の変数になります。[]内に整数を入れることでバーの位置を指定出来ます。0が現在 (最新) のバー (時間足)、1が一つ前のバーを表します。
データ型と構成・戻り値
double Open[];
double High[];
double Low[];
double Close[];
datetime Time[];
long Volume[];
配列変数 | データ型 | 戻り値 |
---|---|---|
Open[] | double | チャートの各バーの始値の配列。 |
High[] | double | チャートの各バーの高値の配列。 |
Low[] | double | チャートの各バーの安値の配列。 |
Close[] | double | チャートの各バーの終値の配列。 |
Time[] | datetime | チャートの各バーの開始時間の配列。サーバー時間で取得されます。 |
Volume[] | long | チャートの各バーのティック数の配列。 |
使用例
バー(時間足)の情報取得
チャートのバーの情報を配列変数を使って直近から 10本取得します。バーは今回の場合、ローソク足で表示しています。配列変数でローソク足を指定する時は現在動いているローソク足が直近になり、0で指定することが出来ます。その一つ前の時間のローソク足は 1で指定されます。同様にその一つ前は 2で指定できます。
直近のローソク足については平日は常に動いているので Close[]と Volume[]は随時変化していきます。
コード
// 配列変数の表示例
#property strict
void OnInit() {
for(int i=0; i<10; i++) {
Print("i値:",i," 始値:",Open[i]," 高値:",High[i]," 安値:",Low[i]," 終値:",Close[i]," 時刻:",Time[i]," Tick:",Volume[i]);
}
}
コードをコンパイルして実行する方法はこちらを参考にしてください。(デモ口座でお試しください)