WindowOnDropped 関数
この関数は、EAやカスタムインジケータ、スクリプトを挿入したチャートのウィンドウ番号 (インデックス値) を取得します。
初期化中のカスタムインジケータ (OnInit関数からの呼び出し) の場合、このインデックス値は定義されません。返されるインデックス値は、カスタムインジケータが機能しているウィンドウの数です (0はメインチャートウィンドウで、インジケータのサブウィンドウは 1から始まる番号が付けられます)。
カスタムインジケータは、作業中に独自の新しいサブウィンドウを作成できます。このサブウィンドウの番号は、インジケータが実際にドロップされたウィンドウの番号とは異なります。
データ型と構成・戻り値
int WindowOnDropped();
戻り値は、EAやカスタムインジケータ、スクリプトを挿入したチャートのウィンドウ番号 (インデックス値) を返します。
引数 [0]
引数無し。
使用例
WindowOnDropped関数を使ったEAを挿入したウィンドウ番号の取得
EAを挿入するウィンドウ番号 (インデックス値) を取得します。今回はサブウィンドウにモメンタムのインジケータを表示させておきます。
モメンタムのインジケータをサブウィンドウに表示させる方法はこちらを参考にしてください。
コード
// WindowOnDropped関数を使ったウィンドウ番号の取得
#property strict
void OnInit() {
Print("①ウィンドウ番号:", WindowOnDropped());
Print("②Y軸位置(価格等):", WindowPriceOnDropped());
Print("③X軸位置(日時):", WindowTimeOnDropped());
Print("④X座標位置:", WindowXOnDropped());
Print("⑤Y座標位置:", WindowYOnDropped());
}
コードをコンパイルして実行する方法はこちらを参考にしてください。(デモ口座でお試しください)
結果
EAをメインチャートに挿入すると「①ウィンドウ番号:0」と出力されます。
EAをモメンタムに挿入すると「①ウィンドウ番号:1」と出力されます。