ChartOpen 関数
この関数は、指定した通貨ペア、時間軸のチャートを作成して開きます。新しくチャートを開くことができた場合、そのチャートのIDを取得します。
ターミナルで同時に開くことができるチャートの最大数は CHARTS_MAX までです。
データ型と構成・戻り値
long ChartOpen(①, ②);
戻り値は、処理が成功した場合は、開いたチャートのIDを返します。
発生するエラーについては、GetLastError関数で取得することができます。
引数 [2]
ChartOpen関数は 2個の引数で構成されます。
番 号 | 引数名 | データ型 | 単位 | 初期値 | 説明 |
---|---|---|---|---|---|
① | symbol | string | - | - | 対象とする通貨ペア名。 「NULL」は現在のチャートの通貨ペアを表します。 |
② | period | enum | - | - | 時間軸。ENUM_TIMEFRAMES 列挙値から選択。0は現在のチャートの時間軸を選択したことになります。 |
使用例
ChartOpen関数によるチャートの作成
ChartOpen関数を使って新しくチャートを開きます。開くチャートの内容は、通貨ペアが「GBPJPY」で時間軸を「1時間」とします。また、開いたチャートのIDを取得します。
コード
// ChartOpen関数によるチャートの作成
#property strict
void OnInit() {
long a = ChartOpen("GBPJPY", PERIOD_H1);
Print("開いたチャートのID:", a);
}
コードをコンパイルして実行する方法はこちらを参考にしてください。(デモ口座でお試しください)