ObjectDelete 関数
この関数は、指定したチャートの指定したオブジェクト名のオブジェクトを削除します。
データ型と構成・戻り値
bool ObjectDelete(①,②);
戻り値は、削除が成功した場合は true、それ以外は falseが返されます。
発生するエラーについては、GetLastError関数で取得することが出来ます。
引数 [2]
ObjectDelete関数は 2個の引数で構成されます。
番 号 | 引数名 | データ型 | 単位 | 初期値 | 説明 |
---|---|---|---|---|---|
① | chart_id | long | - | 0 | チャートIDを設定。現在のチャートIDは「0」を指定するか、ChartID関数を使うことで取得できます。 |
② | object_name | string | - | - | 削除するオブジェクト名。 |
使用例
ObjectDelete関数によるオブジェクト数の取得
ObjectCreate関数で描画した 3つのオブジェクトの内、1つを ObjectDelete関数を使って削除します。
コード
// ObjectDelete関数による指定オブジェクトの削除
#property strict
void OnInit() {
ObjectsDeleteAll(); // オブジェクト全削除
ObjectCreate("obj①", OBJ_VLINE, 0, Time[10], 0); // ①垂直線
ObjectCreate("obj②", OBJ_HLINE, 0, 0, Ask); // ②水平線
ObjectCreate("obj③", OBJ_VLINE, 0, Time[5], 0); // ③垂直線
bool a = ObjectDelete("obj①"); // オブジェクト名「obj①」を削除
int objc=ObjectsTotal();
for(int i=0; i<objc; i++) {
Print("オブジェクト名 :", ObjectName(i));
}
Print("オブジェクト数 :", objc, " 個");
Print("オブジェクト削除:", a);
}
void OnDeinit(const int reason) {
ObjectsDeleteAll();
}
コードをコンパイルして実行する方法はこちらを参考にしてください。(デモ口座でお試しください)