ObjectGet 関数
この関数は、引数にオブジェクト名を指定して、そのオブジェクトのプロパティ値を取得します。
データ型と構成・戻り値
double ObjectGet(①,②);
戻り値は、指定したオブジェクトのプロパティ値を返します。
発生するエラーについては、GetLastError関数で取得することができます。
引数 [2]
ObjectGet関数は 2個の引数で構成されます。
番 号 | 引数名 | データ型 | 単位 | 初期値 | 説明 |
---|---|---|---|---|---|
① | object_name | string | - | - | チャート上に描画されているオブジェクト名を指定します。 |
② | index | int | - | - | 取得する値のオブジェクトプロパティを指定します。 |
使用例
ObjectGet関数によるオブジェクトプロパティ値の取得
ObjectCreate関数で描画したオブジェクトを ObjectGet関数を使って指定した次の①②のプロパティ値を取得します。
①水平線の位置。水平線の位置にある価格を取得します。
②水平線のカラー。水平線のカラーを取得します。カラー名で表示されるようにキャストしています。
コード
// ObjectGet関数によるオブジェクトタイプの取得
#property strict
void OnInit() {
ObjectsDeleteAll(); // オブジェクト全削除
ObjectCreate("obj", OBJ_HLINE, 0, 0, Ask); // 水平線を作成
Print("①水平線の位置:",ObjectGet("obj", OBJPROP_PRICE1));
Print("②水平線のカラー:",(color)ObjectGet("obj", OBJPROP_COLOR));
}
void OnDeinit(const int reason) {
ObjectsDeleteAll();
}
コードをコンパイルして実行する方法はこちらを参考にしてください。(デモ口座でお試しください)