ObjectName 関数
この関数は、引数にオブジェクトのインデックス値を指定して、そのオブジェクト名を取得します。
データ型と構成・戻り値
string ObjectName(①);戻り値は、インデックス値で指定したオブジェクトの名前が返されます。失敗した場合は、何も返されません。
発生するエラーについては、GetLastError関数で取得することが出来ます。
引数 [1]
ObjectName関数は 1個の引数で構成されます。
| 番 号 | 引数名 | データ型 | 単位 | 初期値 | 説明 |
|---|---|---|---|---|---|
| ① | index | int | － | － | オブジェクトのインデックス値。 インデックス値は 0から始まる整数です。オブジェクトの作成順に自動的に 0から連番で番号が付与されます。途中でオブジェクトが追加や削除されると再度作成順に 0から順番に番号が再付与されます。 |
使用例
ObjectName関数によるオブジェクト名の取得
ObjectCreate関数で描画したオブジェクトを ObjectName関数を使って描画した全てのオブジェクト名を取得します。
コード
// ObjectName関数によるオブジェクト名の取得
#property strict
void OnInit() {
ObjectsDeleteAll(); // オブジェクト全削除
ObjectCreate("obj①", OBJ_VLINE, 0, Time[10], 0); // ①垂直線
ObjectCreate("obj②", OBJ_HLINE, 0, 0, Ask); // ②水平線
ObjectCreate("obj③", OBJ_VLINE, 0, Time[5], 0); // ③垂直線
int objc=ObjectsTotal();
for(int i=0; i<objc; i++) {
Print("オブジェクト名：", ObjectName(i));
}
Print("オブジェクト数：", objc, " 個");
}
void OnDeinit(const int reason) {
ObjectsDeleteAll();
}コードをコンパイルして実行する方法はこちらを参考にしてください。(デモ口座でお試しください)
結果
