標準時間を取得する関数
MT4で主に使う標準時間は 3種類あり、それぞれの標準時間を取得する関数は次のようになります。
関数 | 説明 |
---|---|
TimeCurrent | サーバーが置かれている国の標準時間を取得。(サーバー時間) MT4の FX取引サーバーの標準時間は、ニューヨーク市場が閉まる午後 5時を午前 0時 (0:00) として表示しています。「GMT + 3時間」がサーバーの標準時間になります。 |
TimeLocal | ユーザーが現在 MT4を動かしている国の標準時間を取得。(ローカル時間) MT4を動かしているパソコンの時間です。日本の場合「GMT + 9時間」になります。 |
TimeGMT | グリニッジ標準時間 (GMT) を取得。(GMT時間) GMTは Greenwich Mean Time の略で国際的な基準時刻のひとつです。 サマータイムの期間は 1時間早くなります。 |
データ型と構成・戻り値
datetime TimeCurrent(); // サーバー時間
datetime TimeLocal(); // ローカル時間
datetime TimeGMT(); // GMT 時間
戻り値は、それぞれの日時を返します。
引数 [0]
引数無し。
使用例
標準時間を取得する関数による各時間の表示
3種類の標準時間をエキスパートタブのメッセージに表示するコードです。
コード
// 標準時間を取得する3つの関数
#property strict
void OnInit() {
Print("サーバー時間:", TimeCurrent());
Print("ローカル時間:", TimeLocal());
Print("GMT時間:", TimeGMT());
}
コードをコンパイルして実行する方法はこちらを参考にしてください。(デモ口座でお試しください)