WindowHandle 関数
この関数は、チャートウィンドウのシステムハンドルを取得します。
データ型と構成・戻り値
int WindowHandle(①, ②);
戻り値は、チャートウィンドウのシステムハンドルを返します。指定した通貨ペアと時間軸のチャートが開かれていない場合は 0が返されます。
引数 [2]
WindowHandle関数は 2個の引数で構成されます。
番 号 | 引数名 | データ型 | 単位 | 初期値 | 説明 |
---|---|---|---|---|---|
① | symbol | string | - | - | 対象とする通貨ペア名。 |
② | timeframe | int | - | - | 時間軸。ENUM_TIMEFRAMES 列挙値から選択。0は現在のチャートの時間軸を選択したことになります。 |
使用例
WindowHandle関数によるシステムハンドルの取得
WindowHandle関数を使ってチャートウィンドウのシステムハンドルを取得します。
取得するチャートウィンドウのシステムハンドルの対象は次のとおりです。
①USDJPY 1時間軸
②USDJPY 30分間軸
③GBPJPY 現在開いている時間軸を対象
コード
// WindowHandle関数によるシステムハンドルの取得
#property strict
void OnInit() {
Print("①USDJPY 1時間軸 ハンドル:", WindowHandle("USDJPY", PERIOD_H1));
Print("②USDJPY 30分間軸 ハンドル:", WindowHandle("USDJPY", PERIOD_M30));
Print("③GBPJPY 〇時間軸 ハンドル:", WindowHandle("GBPJPY", 0));
}
コードをコンパイルして実行する方法はこちらを参考にしてください。(デモ口座でお試しください)
結果
「②USDJPY 30分間軸」は表示していないチャートのため結果は 0になります。
「③GBPJPY 現在開いている時間軸を対象」は開いている時間軸に関係なくGBPJPYで開いているチャートがあればシステムハンドルが取得されます。