システム変数　MQL4で設定済みの変数

システム変数
データ型と構成・戻り値
使用例
- 結果

システム変数

システム変数(_Digits、_Point、_Symbol、_Period)は、単独で対応した値が取得されます。
これらの変数は、MQL4のプログラム上から変更することはできません。

データ型と構成・戻り値

int    _Digits;
double _Point;
string _Symbol
int    _Period;

システム変数	データ型	戻り値
_Digits	int	現在の通貨ペアで価格の小数点以下の有効桁数を取得。定義済変数「Digits」、チェック関数「Digits()」と同じ。
_Point	double	現在の通貨ペアでの価格の最小値を取得。定義済変数「Point」、チェック関数「Point()」と同じ。
_Symbol	string	現在チャートの通貨ペア名を取得。チェック関数「Symbol()」と同じ。
_Period	int	現在チャートの時間軸を分単位で取得。チェック関数「Period()」と同じ。

使用例

システム変数「_Digits」「_Point」「_Symbol」「_Period」をチャートに適用した時の表示例です。

// システム変数の表示例
#property strict
void OnInit() {
Print("現通貨ペアの小数点以下の有効桁数  ：",_Digits);
Print("現通貨ペアの取引最小値            ：",_Point);
Print("現通貨ペア名                      ：",_Symbol);
Print("現通貨ペアのチャート時間足(分単位)：",_Period);
}

結果

【条件】次の内容のチャートに適用した時に表示される結果
　通貨ペア名　　：USDJPY
　チャート時間足：1時間