自然対数を計算 MathLog 関数

関数

数学関数

log関数も MathLog関数と同じ処理をします。

MathLog (log) 関数

 この関数は、自然対数を計算します。以下の計算式で Yの値を取得します。

 Y = loge(X) = ln(X) ⇔ X = eY が成立します。

 eは、ネイピア数です。(e=2.718281828459045…)
 MQL4では、数学定数としてネイピア数が M_E で定義されています。

データ型と構成・戻り値

double MathLog(①);

 戻り値は、自然対数が返されます。引数①がマイナスの場合は non(未定値)、0の場合は inf(無限大) を返します。

引数 [1]

 MathLog関数は 1個の引数で構成されます。


引数名データ型単位初期値説明
valdouble対数を計算する値。loge(X) の時の Xの値。

使用例

MathLog関数を使用した計算

コード

// MathLog関数を使用した計算
#property strict
void OnInit() {

double val1 = 2.78;
double val2 = 0;
double val3 = -1;

Print("数学定数 M_Eの値(ネイピア定数)=", M_E);
Print("ln(", val1,") = ", MathLog(val1));
Print("ln(", val2,") = ", MathLog(val2));
Print("ln(", val3,") = ", MathLog(val3));
}

コードをコンパイルして実行する方法はこちらを参考にしてください。(デモ口座でお試しください)

結果

変数 val1 ~ val3の値を変えていろいろ試してみてください。

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